
【詳細】
初版帯付 超時間の闇 クトゥルーミュトスファイルズ 小林泰三 山本弘 林譲治
2013年11月10日初版 創土社発行 帯付
「大いなる種族」
科学者松田竹男は「人間の脳に短時間で大量の情報を注入する」ための研究を行っていた。
開発した装置の名は「対人間収量情報技術実験装置」。
しかし、自らを被験者として得た情報は…
半ポリプ状の怪物が空を飛び、
円錐状の肉体を持ち、その頂上から四本の肢が生え、
そのうちの二つには鋏状の手が、
一つには頭部らしき三つの目が、
残りの一つはラッパ型の何かの器官を持った生物が棲まう世界のものだった。
「魔地読み」
県庁職員である私は、とある極秘任務のため隣県へ向かう列車に乗っていた。
突然列車が止まった。市兵による巡検であった。
隣りに座っていた女に導かれ間一髪を逃げ延びるが、
翌日逃走したルートを辿って目にしたものは、似ていはいるが昨日とは全く違ったものだった。
古(いにしえ)の神々の対決が数億年の時を越えて現代に甦る!
「超時間の檻」
底知れぬ暗い空間を、私は落下していた。上も下もなく、前も後ろもない、無限の奥行きのある暗黒の空間。
何かにぶつかって停止し、突如感覚の洪水が襲ってきた。
様々な感覚が統合されたとき、私は雨の降る中、山道で車を走らせていた。
だが、なぜ?
山本弘22年ぶりのゲームブック!
小林泰三
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞。その他に『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』『代表取締役アイドル』『未来からの脱出』など著書多数。20年11月逝去。21年第41回日本SF大賞功績賞受賞。
山本弘
1956年京都府生まれ。作家。87年ゲーム創作集団「グループSNE」の一員となり、作家およびゲームデザイナーとしてデビュー。90年に『時の果てのフェブラリー』を発表後、多数のライトノベルを手がける。2003年発表の『神は沈黙せず』で注目されたのち、文芸エンターテインメント作家として数々の話題作を発表し、幅広い年齢層の読者を魅了しつづけている。11年には、『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞した
林譲治
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。病院の検査技師の職に就きながら歴史、科学に関する造詣を深め、その後『大日本帝国欧州電撃作戦』(飛天出版)で作家としてデビュー。近年、「侵略者の平和」や「暗黒太陽の目覚め」などの作品で、SF界でも注目を集めるようになる
H・P・ラヴクラフト
1890‐1937。アメリカ・ロードアイランド州生れ。病弱で、少年期から幻想小説、怪奇小説に耽溺。30代から「ウィアード・テールズ」などのパルプ雑誌に寄稿。60篇ほどの作品を発表したが、単行本として刊行されたのは『インスマスの影』1冊のみ。不遇のまま生涯を閉じる。友人オーガスト・ダーレスらの尽力もあり、死後にその独自の作風が高く評価される。“クトゥルー神話”の始祖として、多くの作家に影響を与え、世界中の読者に敬愛されている
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。
※帯に若干破れが御座います。