【英HMV/ASD 279/白金】ケンペ/ウィーン・フィル/ウィーンの夜 シュトラウス2世「こうもり」序曲他 オペレッタ序曲 ウィンナ・ワルツ など

【英HMV/ASD 279/白金】ケンペ/ウィーン・フィル/ウィーンの夜 シュトラウス2世「こうもり」序曲他 オペレッタ序曲 ウィンナ・ワルツ など 收藏

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作品・録音・製品基本情報

【タイトル】
 ウィーンの夜 (NIGHTS IN VIENNA)

【レーベル】
HMV (His Master’s Voice)

【作曲者】
フランツ・フォン・スッペ/リヒャルト・ホイベルガー/ヨハン・シュトラウス2世/フランツ・レハール/エミール・フォン・レズニチェク/ヨーゼフ・シュトラウス/ヨハン・シュトラウス1

【曲名】
「ウィーンの朝・昼・晩」序曲(スッペ)
・「オペラ舞踏会」序曲(ホイベルガー)
・「こうもり」序曲(シュトラウス2)
・ワルツ「金と銀」(レハール)
・「ドンナ・ディアナ」序曲(レズニチェク)
・ワルツ「天体の音楽」(ヨーゼフ・シュトラウス)
・ラデツキー行進曲(シュトラウス1)

【演奏者】
ルドルフ・ケンペ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【サウンドフォーマット】
ステレオ

【回転数】 
33 rpm

【カタログ番号】 
ASD 279

【製造国】 
イギリス

【リリース年】 
1959(マスターリリースは1958)
 
アイテムのサイズ

【サイズの表記】
x x 厚み(mm)
 
【ジャケットのサイズ】
313mm x 313mm x 1.5mm(フリップバック部含めず計測)
フリップバック部の厚み: 2.0mm

【インナースリーブのサイズ】
約303mm x 約304mm x 約0.5mm(グローブ外周のリードアウト部で計測) 


【レコード盤のサイズ】
305mm x 305mm x 1.9mm(グローブ外周のリードアウト部で計測)
 
アイテムの部位ごとのコンディション
 
【レコード盤面】
・表面: ごく浅いヘアラインのみで深いスクラッチはなし、本数も少量。軽く小さいスレのみで大きなスレなし、数も少量。
・構造: 変形はなし。欠けやひび割れなどもなし。
・ケミカル/エイジング: 経年や保管に伴う科学的変色、カビ・シミはなし。
 
総評: EX
音溝の摩耗が少なく、指紋や埃付着、その他致命的なバッドコンディションは見受けられません。1950年代後半のレコードの盤面としては非常に優れた部類のコンディションであり、あきらかな保存状態の良さを認めることができます。
 
【音質】
・両面を再生してコンディションを確認したところ、再生不良や針飛びはありませんでした。また、自然な音楽の流れを大きく妨げるようなノイズや歪みは確認されませんでした。低音域から高音域までオーケストラの響きは高い解像度を維持しており、音楽の流れ・集中が途切れることなく再生可能でした。軽年盤に通常みられる低レベルの背景ノイズや致命的ではない断続的なノイズがありますが、作品の音楽性・解釈を著しく損なうものではありません。
 
◆総評: EX

【マトリクス】
・マトリクス: 1面が”2YVH 1-1”, 2面が”2YVH 2-2”
 ・刻印: 機械刻印。アルファベットと数字が両方とも明確に視認でき、スレや摩耗、汚れなどは見受けられません。
 
【ラベル】
・仕様/系統: ASD 279, ステレオ初出盤, 白金ラベル(ホワイト&ゴールド), MADE IN Gt.BRITAIN(イギリス盤)
・表面(センターホール除く): 線状のキズほぼ皆無。わずかにスレ。プレスミスなし。
・プリント: 視認性は良好。摩耗はわずか。書き込みなし。にじみなし。エラープリント無し。
・センターホール付近: ごく薄いスピンドルマーク。2面に小さな剥がれあり。
・ケミカル/エイジング: 経年や保管に伴うラベルの化学的変色および変形は視認では明確に見受けられません。
 
総評: EX
視認性が高い状態で保たれ、キズ・スレ・汚れといったバッドコンディションがほぼ見受けられません。スピンドルマークによるスレの痕がほぼ皆無であることも評価が高い理由となります。センターホール付近に破れがあるのがネックですが、その他の項目が特に優れていると判定しました。
 
【ジャケット】
・構造: フリップバック構造、表紙が背表紙へ折り返して接着されている英国製ジャケットの特徴。1950-60年代に特に見受けられます。接着部のがれ(スプリット)はなし。角に摩耗による若干の丸みあり。
・表面: EMI純正シール付近のジャケット保護膜に盛り上がったシワあり。フリップバックの折り返し部分にひび割れ・盛り上がりのシワ・黒ずみが複数あり。
・プリント: 視認性は良好。文字・色のにじみはほぼ皆無。
・ケミカル/エイジング: 黄ばみ、シミ、黒ずみといった化学的変色が複数あり。タバコ・カビ・ペット臭などの異臭はなし。
 
総評: VG+からVG++まで
1960年代以前のジャケットは殆どの場合、経年や保管に伴う化学的変色、シミ、黒ずみがほぼ必ずあります。また開口部付近を始めとしてスプリットや波打ったシワなどができることがよくあり、EX以上の評価を下すには基準を緩めるか、よほど保管状態が良い個体を見つけるかしかありません。今回のジャケットは、破れ・剥がれ・穴・書き込みや、プリントの摩耗・褪色、黄ばみ・カビ・シミの広範囲の斑点といった致命的なバッドコンディションがないため、VG++まで判定する余地は失われていないと判断しました。
 
【インナースリーブ】
オリジナル性:HMV 優秀録音広告付き インナースリーブ
表面: レコードの円形状に沿ったシワ。四隅の角にそれぞれ複数の折れ・シワ。
構造: 上開き構造。センターホール有り。開口部に約8.7cmの接着部のズレと約1.17cmの破れあり。
プリント: 視認性は良好。インクのにじみはほぼ皆無。
素材: 紙にビニールの裏地付きインナースリーブ
ケミカル/エイジング:経年や保管に伴う、黄ばみや黒ずみあり。タバコ・カビ・ペット臭などの異臭無し。
 
総評: VG+
ジャケット同様、インナースリーブは古い年代のもの程、折れやシワ、破れ、カビ・シミ、といったバッドコンディションを多く抱えていることが多く、EX以上の評価を下すことには大きな困難を伴います。このインナースリーブには開口部に約8.7cmの接着部ズレと約1.17cmの破れがありますが、レコードを保管する機能そのものは維持されています。大きな破れ・プリント面の剥がれ・書き込みや、プリントの摩耗・褪色による消失、カビ・シミの広範囲の斑点といった致命的なバッドコンディションがないため、VG+と判定することになりました。
 
 
レコードの保管方法

【温度・湿度管理】
・室温20度付近
・湿度45-55%の範囲
※ 過湿や乾燥はレコードのカビ発生・変形の原因になります。

【収納方法】
・白ジャケット・グラシン紙製インナースリーブに移して、レコードを保管しています。
※ オリジナルのジャケット・インナースリーブは替えの効かない貴重品であり、経年による耐久性の低下もあるため移し替えています。

【定期的なメンテナンス】
・定期的に湿式・乾式のクリーナーで盤面をクリーニングしています。
※ 埃や指紋を放置すると、再生時のノイズや摩耗につながります。
 
 
ルドルフ・ケンペについて

ルドルフ・ケンペ(1910-1976)は、ドレスデン国立歌劇場のカペルマイスターとしてその芸術的基盤を築き、のちにロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めましたが、それと並んで、世界の主要オーケストラへの客演活動も極めて活発でした。

とりわけウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との協演によって、シューベルト《ロザムンデ》序曲、ブラームス《交響曲第1番》《第3番》、チャイコフスキー《交響曲第5番》といった、今なお名演として高く評価される録音を数多く残しています。

ケンペの音楽性は、伝統的な様式感を堅固な土台としつつ、明晰な構造感としなやかな歌心を見事に両立させ、そこに生き生きとした躍動感を自然に織り込みます。

その結果、重厚さと軽快さ、悲劇性と喜劇性といった対照的な要素が、一切のひずみや誇張なく音楽の中に共存しています。

このバランス感覚は、ウィーンの舞曲やオペレッタの世界においても、過剰な甘さや表面的な華やぎを排しながら、内なる典雅さと心地よい愉悦を静かに浮かび上がらせ、彼独自の解釈を形づくっています。

その誠実で透明な芸術姿勢は、録音という媒体を通じて、今日に至るまで多くのリスナーに静かな感銘を与え続けています。
 
 
録音とこのレコードの歴史的位置づけ

この演奏は、英HMVにより録音され、1958年にモノラル盤としてイギリスにて初発売されました(ALP 1637)。

これがマスターリリースにあたります。その後、1959年には同一録音をステレオ・ミックスに再編集し、英HMVからステレオ盤として新たにリリースされました。

今回の出品は、その1959年にイギリス本国で発売された最初のステレオ盤であり、同音源におけるステレオ初出盤としての歴史的意義を有しています。

そのため、初期ステレオ・プレスとして非常に貴重であり、高い価値を持つ盤とされています。
 
 
オーケストラについて

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、1842年にウィーン宮廷歌劇場(現ウィーン国立歌劇場)の団員によって創立され、以来、オーケストラとしての自主運営を貫きながら、世界最高の音楽的水準を維持し続けています。

その音色は、独自の管楽器の構成や弦の温かみ、そして長年にわたり受け継がれてきた「ウィーン流」の奏法によって築かれており、特にウィンナ・ワルツ、オペレッタ、マーチといったオーストリア伝統音楽においては、他に類を見ない自然な歌い回しとリズム感を備えています。

こうした音楽的気質は、形式の正確さと情感の豊かさを静かに融合させるケンペの指揮スタイルと極めて高い親和性を持ち、互いに過剰な主張をせず、作品の本質を浮かび上がらせる協働が実現されています。

その結果、たとえば軽快な舞曲の中にさえ、深みと品格が宿る音楽が生まれ、単なる娯楽を超えた芸術的完成度を獲得しています。

このように、ウィーン・フィルは、伝統を生き生きと現代に継承する稀有なオーケストラとして、録音史においても不動の地位を占めています。
 
 
郵送について
以下のプランから選択することができます。
 
おてがる配送:
・ヤマト運輸 宅急便(EAZY) 80サイズ
・ゆうパック 80サイズ
送料が安く、匿名配送による取引が可能なサービスです。
 
通常配送:
・ヤマト運輸 宅急便 80サイズ
・ゆうパック 80サイズ
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オプション配送:
・ゆうパック セキュリティーサービス(保険付き配送)
引き受けから配達までのゆうパックの送達過程を記録し、万一、ゆうパックが壊れたり、届かなかったりした場合に、損害補償を受けることができるプランです。
通常の郵便物よりもセキュリティーランクが引き上げられるため、万一の事故も避けたい方におすすめできるオプションとなります。

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