・3~3.5号相当陶器鉢植え
(鉢の一辺:約8.2㎝/鉢の対角:約11.5㎝)
・株の広がり:約10㎝
・株の高さ:約12.5㎝
・塊根部の広がり:約4.7㎝
多肉植物を手塩に掛けて作り込むと、その種の素質によっては盆栽となって応えてくるものがあります。
多くの種でそれにトライしていますが、このデンサムこそが多肉盆栽の王道にして究極と思われます。
その理由は、
①希少性が低く容易に手に入ること。
②性質が強靭で栽培自体には技術や設備を要しないこと。
③長年の作り込みに応えてくれる優れた素質を持っていること。
等が挙げられます。
その気になれば誰でもいつでも始めることができ、時間と手を掛けることで最高の楽しみを味わうことができます。
ことデンサムの仕立ての大枠としては、土中で肥大させながら成型した根を露出させて、日照で肌を鍛えることで質感と硬度が大きく変化し、面白味のある姿に作り込むことができます。
※
出品株は長年私が作り込んだもので、最大の魅力はマインクラフトのエンダーマンを思わせる素っ頓狂な樹形です。
通常のデンサムの力強く主根が肥大するオーソドックスな樹形もそれはもちろん見事なのですが、長年数多の個体を手に取りながら他には無い唯一無二の面白さがこの株にはあります。
根肌は完璧に鍛えられて灰白色となり、頭上のブッシュも密に締まっています。
そして花期には鮮やかなピンクの花を無数に咲かせてくれます。
開花時の画像を残していたつもりが新しいものが見つけられず、2019年の3月の開花画像を参考用に載せておきます。
(数年ごとに植え替えしつつ同じ鉢で作っています。本来露出させた根は太らないのですが、それでも経年で太って2019年より各根がひと回り太くなっています)