1984年7月1日発行に発行された季刊誌は京都のファッションビルのPR誌として発行されたが、
無料で配布されたにも関わらず、独特でナンセンスなギャグ漫画で熱狂的なファンを持つ杉浦茂の書下ろし、
みうらじゅん、伊藤桂司、祖父江慎、正力道丸等、レアなアーティストを起用。
何と言っても表紙の霜田恵美子は当時最も期待されていたイラストレーター。
山崎春美率いるオルタナティヴ・ロックバンド「TACO」のセカンドアルバムジャケットや「ビックリハウス」の表紙等、
林真理子の出世作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』は霜田恵美子の描いたイラストのド迫力、インパクトのお陰とも評されている。
録付のソノシートはその霜田恵美子が全面的に担当。
1曲目「MO・MOテーマ」、2曲目「売り出しドドンパ」。
作詞、唄を霜田恵美子が担当し、キャロル霜田として熱唱。
特筆すべき事は当時アーティスト集団として注目されていた“東京ファンキースタッフ”も録音に参加している。
“東京ファンキースタッフ”はヘタウマ界の重鎮である湯村輝彦が名付け親で、
クセの強い蛭子能収、根本 敬、太田螢一、スージー甘金、スタッフの全容は不明だが、
その曲者たちを束ねていたのが霜田恵美子。
バックコーラスに参加したのは少なくとも蛭子能収、根本 敬、その他。
いづれにしても霜田恵美子は数年後ニューヨークに移住、滞在記なるものは発行されるも、
最もアーティストとして期待されていたのにイラストなるものは一切発表されず、
今でも謎に包まれている。それ故に貴重なソノシートで、超レアな季刊誌である。
1984年7月1日発行
参加アーティスト:霜田恵美子、杉浦茂、みうらじゅん、伊藤桂司、祖父江慎、正力道丸
当時2冊入手し、一冊を保存用として自宅本棚で保管していたものです。
今回の出品まで一度もページを開いていません(ソノシートも未再生です)。