①男一匹、負けたらあかん <グラシン紙でカバーされており美品>10,780円
涙あり笑いあり、創業者の智恵と魂を次代へ伝える書
《靴下の神様》の異名をもつ著者 越智直正氏は、日本の靴下産業が縮小するなかで、タビオを世界に通用する一大ブランドに育て上げた経営者。
靴下との出会いは、15歳の時、父親の遺言により大阪の靴下問屋に丁稚奉公に出された時から始まる。以来、店の大将との軋轢、独立、借金、取込詐欺、倒産の危機…次々と苦難が身にふりかかる。そんな中、氏が人生の師として求めたのが、実践的に読み続けた古典の中の先哲の教えだった。
本書は、著者の波瀾万丈の生き様を通して《商いの原点》《経営者の生き方》を浮きぼりにする、涙あり笑いあり、異色の経営書。
②靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓
「いい靴下は噛めばわかる! 」
靴下専門店の全国チェーン「靴下屋」を一代で築いた、タビオ創業者の人生訓。
15歳で丁稚奉公を始めてから60年、国産靴下に懸ける熱情を語り、経営の王道を説く。
「一生一事一貫(いっしょう・いちじ・いっかん)」という言葉があります。
一生を通じて、一つのことを貫き通すという意味です。
タビオ株式会社の創業者である越智直正氏は、15歳のとき大阪の靴下問屋で丁稚奉公を始めました。
靴下問屋に入ったのは"たまたま"だったのですが、奉公先の大将の「音楽家や絵描きが自分の思いを形に
したら楽譜や絵になる。靴下には靴下屋の心や精神が表れるんや。靴下だと思うな、自分自身やと思え」
という言葉がきっかけとなり、いつしか靴下づくりにのめり込んでいきました。
それからは、寝ても覚めても靴下。周囲からはよく「会長は靴下のことになると人格が変わってしまう。
度が過ぎる、変や、奇天烈や。まるで靴下を作るサイボーグや」と言われるそうです。まさに、「靴下バカ一代」。
あくまでメード・イン・ジャパンにこだわり、生涯最高の靴下を作るべく、越智氏は76歳の現在も靴下づくりに
並々ならぬ執念を燃やしています。
本書は、そんな越智氏が商品に注ぐ尋常ならざる熱情を語りながら、経営の王道を説く1冊です。
③男児志を立つ
孔子は言う、「詩を読めば、感動を通じて人生の機微にふれ他人への共感性をやしなうことができる」と。
中学卒業後、靴下問屋の丁稚奉公から始まり、幾多の試練を乗り越え業界トップの座にまで上り詰めたタビオ会長・越智直正氏の傍らには常に漢詩があった。
本書で紹介する50の漢詩は、氏が人生の折節で挫けそうな時、心を失いそうになった時に、支えとなり励ましとなったものばかり。
一つひとつの漢詩に交えて語られるエピソードからは、氏の真摯でひたむきな生きざまが浮き彫りとなる。
心が奮い立つような先人の漢詩には、いまを真剣に生きている人の心にも深い共感を与える。
本書の中に、あなたへの応援歌となるような漢詩がきっと見つかる。
④仕事に生かす「孫子」
万年不況産業といわれる靴下業界の中で、なぜ「タビオ」だけが勝ち続けるのか――。中学卒業後、靴下問屋に丁稚奉公し、一代で日本一の靴下屋を築き上げた著者は、次々に起こる問題の本質を見抜く方法を『孫子』に教わってきたという。 本書の特徴は著者自らが独立、借金、倒産の危機などの実体験を交え、『孫子』の教えをとことんまで実戦的に語っている点にある。 「彼を知り己を知れば、百戦して危からず」 「疾きこと風の如く、その徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く」 など人口に膾炙した句も多いが、仕事や人生に役立たない学問はなんの意味もないと、その活用法を具体的に示唆する。 戦争・戦略の書であるとともに、人生哲学に根差した『孫子』は、読み手の置かれた情況や立場・環境によっても、生かし方は千差万別。経営者の方々にはぜひ一読を勧めたい。
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