拍卖号：s1207858256

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古一文字 宗吉作 御番鍛冶 在銘太刀 特別保存刀剣 重要候補 刃長2尺4寸2分 鎌倉初期 金着ハバキ 白鞘 （検） 福岡一文字 太刀 日本刀 刀 【法量】刃長73.5cm反り2.3cm鋒2.2cm先幅20mm先重5mm元幅26mm元重5.9mm 刀身全長94.7cm白鞘全長100.5cm 【重量】刀身657g 総重量1112g 【一般の市場やネットオークションでは、まず出回る事の無い稀少で格調高い太刀の出品になります。 こちらの太刀は、福岡一文字派の中でも古い鎌倉初期の古一文字の宗吉作と在銘の太刀で今年の審査で特別保存刀剣となりました。 重要審査には一度も挑戦した事の無い状態で重要刀剣有力候補と思います。 宗吉は、同作中に重要文化財・重要美術品が多数指定されており「後鳥羽上皇」（ごとばじょうこう）より、「御番鍛冶」（ごばんかじ）のひとりに選ばれ、「刑部丞」（ぎょうぶのじょう）の官位を賜っています。なお、御番鍛冶とは、1207年（承元元年）から1221年（承久3年）にかけて、後鳥羽上皇が鎌倉幕府を討幕するために作った名工集団で全国から優れた刀鍛冶を招集し、月番を定めて太刀を作らせ、宗吉は7月を担当したと伝えられています。 本作の特筆すべき見所は鎌倉初期の古雅な姿で茎は、磨り上げられているものの宗吉作と在銘であり先伏さりごころとなり腰反り高く踏ん張りのある鎌倉初期の優美な姿を留めている所です。 刀剣愛好家の方たちが古刀辞典等で習ってきた古刀の見所が、この太刀にはつまっており、この太刀がまさに鎌倉初期の太刀の教科書と言えるような作品です。 鍛えは、板目肌に杢目が交わり、やや肌立ち地沸つき映り立つ、流石は名工と感じる地鉄を呈しています。 刃文は、小乱れに小丁子となり足・葉がよく入る見事な焼き刃です。 鎌倉時代の太刀ともなれば時代により焼き刃が欠け出したりするのが多いのですが、こちらの太刀は、帽子の焼きも健全で表・裏とも鋒から刃区まで焼き刃の欠け出しなく健全な焼き刃をしています。】 しっかりと写真と説明文を読んでからの、ご検討とご入札をお願いいたします。