「軒巴瓦」三ツ巴 飾り瓦 装飾 ガーデニング 古民家 庭園 古瓦 家紋瓦 骨董品 古美術品 苔庭 テラリウム 盆栽
サイズ:円筒部分:長さ30.5 円形部分:直径15.5cm
複数ご用意可(出品は1枚あたり)。同梱可。
<ご参考>
巴」の意味は”3つのものがうずまいていること”
「三つ巴」の基本的な意味は、“3つのものが円を描くように渦巻いていること”です。ここから以下の3つの意味が生じています。
- 3つのものが入り乱れて対立していること
- 3人が向かい合って座っていること
- 巴が3つ組み合わさって円形になった模様
読み方は「みつどもえ」です。
「巴」とは”鞆絵”のことで、弓を射るとき手首につける皮革製の道具の形やそこに描かれた文様のことを指します。
他に稲光や神霊が宿るとされる勾玉を由来とする説や、蛇や人魂(ひとだま)を象ったものを「巴」とする説などもありますが、いずれも決め手がなく今のところ定説となるものは見出されていません。
「三つ巴」の由来は牛車の紋
「三つ巴」は平安後期の公家である西園寺実季が、自家用の牛車に描いた左三つ巴紋が由来とされています。自分の牛車がひと目でわかるようにすることと、人魂を3つ組み合わせることで呪術的な効力を高めることが目的でした。
その後「三つ巴」は諸家の印を表す文様としてかなり流行していたようで、琉球の尚氏の家紋も左三つ巴紋です。絵巻物などにもしばしば登場していることからもわかるように、左三つ巴紋は最もポピュラーな紋といえるものでしょう。
「三つ巴」の由来は渦巻く水流
「三つ巴」では、3つの巴が同じ方向に向かってぐるぐると回っているさまが図案化されています。この図案は渦巻き模様にも見え、水が渦を巻いて流れている様子が由来ではないかともいわれています。
このことから、鯱(しゃち)や懸魚(げぎょ)などとともに、「三つ巴」紋を施した瓦が火事除けのために多く用いられました。現在でも、古い日本家屋などで「三つ巴」紋がついた瓦を見ることができます。
「三つ巴」とは三者が拮抗しているさま
「三つ巴」は主に、3つのものが入り乱れて対立していることを表したものです。三者の力が拮抗していて決着がつかない状態が続いていることを指して、以下の例文のように使います。
- 『三国志』で三つ巴の戦いとなったのは、諸葛孔明の『天下三分の計』が原因かもしれない。
「三つ巴」は八幡様の紋
「三つ巴」で一般的な左三つ巴紋は和太鼓にもしばしば描かれており、お祭りの神輿や神社などでもよく見かけます。
もともと「三つ巴」は武運の神として武家から尊崇された「弓矢八幡」の神紋と八幡宮の社紋となっていましたが、徐々に他の神社にも広がっていきました。しかし日本で一番多い神社が八幡宮であるため、神社で目にする「三つ巴」の多くは本家の八幡宮の紋です。
「三つ巴」には魔除けや火災除けの意味も
神社で「三つ巴」をよく見かける理由は、神紋や社紋に使われているだけではありません。神霊が宿る勾玉や水流を象った渦巻が「三つ巴」の由来としてあげられることから、魔除けや火災除けの効果を期待して社殿の軒瓦に「三つ巴」紋を配しているためもあるのです。まとめ
「三つ巴」の意味と使い方のほか、家紋や神社との関係と由来についても解説しました。「三つ巴」の由来である「三つ巴」紋は、平安時代末期から800年以上にわたって継承されていて、魔除けのパワーも期待できるようです。