Roger Glover初プロデュース作 奇才Rupert Hine 大傑作1st「Pick Up to the Bone」リマスター紙ジャケット仕様限定盤 未開封新品。

Roger Glover初プロデュース作 奇才Rupert Hine 大傑作1st「Pick Up to the Bone」リマスター紙ジャケット仕様限定盤 未開封新品。 收藏

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御存知!Roger Glover初プロデュース作 奇才Rupert Hine 大傑作1st「Pick Up to the Bone」 リマスター紙ジャケット仕様限定盤 未開封新品でございます。


日本独自リマスターでございますが、日本特有の高音中心で幾分杓子定規的なものでございますが、非常に良心的な音質となっております。




内容は言わずもがな。



ラインナップは非常に興味深い名手揃い、Rupert Hine(Vo、G、Harmonica)、David MacIver(G)、Simon Jeffes(G、後に現代音楽系のPenguin Cafe Orchestra)、Peter Robinson(Key、後にQuatermass、Brand X)、Pete Morgan(B)、

Terry Cox(Ds、Pentangle他)、Clive Hicks/Eric Ford/Joe Moretti(G)、Steve Hammond(G、Bonjo)、Eddie Mordue/Roy Wilcox(Sax、Flute)他となります。



またオーケストラアレンジがPaul Backmaster/Peter Robinson(三曲)/Del Newman(一曲のみ)となります。




かのRoger Gloverがプロデュース、アレンジ担当がかのPaul Backmaster(Elton John 等のストリングス・アレンジで御馴染み。後に現代音楽系のThird Ear Band)、前者はTambaline、後者はElectric Celloで演奏参加も致しております。



1971年6月8日~8月14日 英国・ロンドン”Air Studio”での制作、エンジニアはJohn Punter(後にRoxy Music、U.K.、Japan、David Sylvian等を手掛ける)となります。







後にSaga、Fixx、Howard Jones、Rush等々プロデューサーとして後に大きく名を馳せるRupert Hineでございますが、元来はミュージシャン。




当時はRupert & Davidというフォーク系デュオとして登場するものの鳴かず飛ばず。


されどかのDeep Purpleが設立した自主レーベル”Purple Records”に見いだされ契約、”David McIver/Rupert Hine”としてデビュー作制作に乗り出す事となります。



Deep Purple設立のレーベルという事で起用されたのが当時第二期Deep PurpleのBassistで作品制作で中心的な役割を果たしていた感のあるRoger Gloverでございます(制作予算の関係も..........................)。




Roger Glover本人曰くは「最初のプロデュース作」との事。


Deep Purpleでプロデュースのキャリアを積んでいた事や自身がバンドの創作面に深く関わっていた事がございますが、他のミュージシャンを手掛ける事は初めての模様。


但し、驚く程難無くという感がございます。




驚きもその筈。



今作はHR/HMではございません、ブリティッシュ・フォーク系且つその発展・応用系というややこしい音楽性でございます(但し、David MacIver/Rupert Hine自身はカナダ人でございますが.........................)。



ヴォードヴィル的な感覚や変拍子を多用した楽曲、(室内楽的含む)ホーン/ストリングス・アレンジ、録音効果や演出も加えられた凝った音楽性。

またプログレッシヴ・ロック系ブリティッシュ・フォークの音楽性も有しており尚且つ意外なポピュラー感が伴うもの。


正直、アメリカ的な感覚では捉え辛い音楽性の感がございますが、それに一貫性を持たせ巧みに纏め上げた貢献がRoger Gloverのプロデュース・ワークという感がございます。

(Rupert Hine等ミュージシャン側のみならず、Roger Glover側制作陣の持つ音楽的背景の豊かさが感じられるものでもございます)



また録音も興味深いもの。



デュオ+バンドを中心に、ホーン/ストリングス・アレンジ等々と凝った音楽的装飾(Paul Backmasterの貢献の模様)がございますが、窮屈さを非常に感じさせないもの。


空間や音の隙間を非常に生かしたもので躍動感・立体感重視。アナログ的な温かさを伴う音造りがミソでございます。

(John Punterの存在も音響的にミソでございます..........................................)



当時からRupert Hineはプロデュース/スタジオ・ワークに非常な興味を示していた模様で、今作の有り方が後々の自身のプロデュース・ワークに大きな影響を齎した感がございます。



今作のDeep Purple絡みから後に”テクノ系”とも称される”Howard Jones”の大傑作をRupert Hineが手掛ける事が異色に思えますが、近年の制作裏話では当時殆どが人力演奏によるものとの事。

また”テクノ系”とは言えど非常に空間・隙間重視で、ディジタル系制作でありながらも非常にアナログ的な感覚が伴う音造りと音楽性。非常に興味深いものがございます。


カナダのプログレッシヴ・ロック名バンド”Saga”の出世作”World Apart”を手掛け、かの”Gentle Giant”系の複雑さ・展開が伴う音楽性で知られる名作でございますが、その複雑さの中に空間・隙間重視が見られるもの。


オーヴァーダビングを極力減らし、ライヴ感を生かし、無駄を省いていくという感覚は非常に共通している感がございます.....................................


(かのSteely DanのGary Katzもそうでございましたが................実際はWalter Becker/Donald Fagenとの共同プロデュースだった模様でございますが........................)




今作でのRoger Gloverのプロデュース・ワークの影響が垣間見られる感がございます。





今作では現代音楽系のストリングス・アレンジが聴かれる楽曲がございます。



Paul Buckmaster参加のかの”Third Ear Band”を思い浮かべるものでございますが、後のRoger Gloverの大傑作ソロ「Elements」(かの名手Simon Philips参加)にも繋がる音楽性でございます。





プロデューサーは制作・創作面や予算・スケジュールの管理のみならず、ミュージシャンとレコード会社の間で折衝を行う役と言われます。


レコード会社の理不尽な要求には盾となり、ミュージシャン側の要求をレコード会社側にやんわりと伝え承知させる、場合によってはその狭間で取引をする巧みな交渉人とも言われます。



今作は非常に質が高く興味深い音楽性で不思議なポピュラー感を伴うもの。


Deep Purpleの自主レーベルとは言え、リリースに当たっては特に配給側が難色を示したものではなかろうか?と推測されるものでございますが、そこが後に敏腕プロデューサーとして鳴らすRoger Gloverの由縁ではなかろうか?と.........




また今作の参加ミュージシャンも非常に興味深いもの、Roger Glover人脈の特異性が目立ちます(何せ、かの”Penguin Cafe Orchestra”ですし..........................)。



仕事と言えばそれまででございますが、後にDavid Cousins(Strawbs)のソロ作でかの故John Hiseman(Colosseum、Tempest、ColosseumⅡ)とリズム隊を組む、Rupert Hineが後に結成する”Quantum Jump”に参加する

名ベーシストJohn G.Perry(National Health、Caravan)の名作ソロ”Sunset Wedding”にシンセで参加、後にRoger Glover手掛けるDavid Coverdale(第三期Deep Purple、Whitesnake、Coverdale/Page)ソロ二作や

Judas Priest”Sin after Sin”制作に起用する名手Simon Philipsのその後の参加経歴等々を鑑みると、驚愕のコネクションの感がございます。



現在Deep Purpleはかの名手Steve Morse(Dixie Dregs/Steve Morse Band兼任、ex-Kansas)が在籍しておりますが、こちらのコネクションも驚愕のもの(何せかの名手Pat Metheny絡みですし...................)。


一層興味深いものとなっております............................................................







現在では入手が困難。この機会に是非。



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