2CD
廃盤
クレンペラー最高の『田園』(1964、ベルリン)!
『レコード芸術』2003年4 月号の「現代名盤鑑定団」で、浅里公三氏、小林利之氏、宇野功芳氏から絶賛された
クレンペラーの1964年ベルリン・フィルへの客演ライヴ『田園』。
「クレンペラー独自の“これぞ交響曲”という名演。録音もまるでステレオのよう」(浅里)
「凄みを備えた高邁な名演奏。ベルリン・フィルも威力抜群」(小林)
「老巨匠とベルリン・フィルによる昔気質のベートーヴェン。アルプスの山並みのような峻厳さ」(宇野)
J.S.バッハ:
・管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
モーツァルト:
・交響曲第29番イ長調 K.201
ベートーヴェン:
・交響曲第6番へ長調 Op.68『田園』
(『田園』第1楽章のリハーサル風景付)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
オリジナル・テープの保存状態が良く、情報量は多大。拍手はもちろん、楽章間インターバルもカットされることなく収録されており、臨場感は抜群です。
嬉しいことに、第1楽章のリハーサルが43分(全25トラック)も収録されており、
この10日ほど前にウィーンでカラヤンと『田園』を演奏したばかりのベルリン・フィルを“木管・弦楽器重視”の
クレンペラー・サウンドに変えていく様子がわかります。
クレンペラーにより恐るべきパワーを引き出されたベルリン・フィルによる強力な『田園』、他
1964年5月、EMIへの名高い『魔笛』のレコーディング・セッションを無事に終えたクレンペラーは、新たに建設された斬新なコンサート・ホール“フィルハーモニーザール”の最初のシーズンのコンサートに出演するためにベルリンを訪れます。
第二次世界大戦前のベルリン、クロール・オペラの監督時代にはその強烈な活動内容によって、「ティアガルテンの火山(ティアガルテンはフィルハーモニー 近辺の地名)」と渾名されていたクレンペラーの、第二次大戦後最初のベルリン・フィルとの出会いは1948年のことでした(ちなみにベルリン・フィル・デ ビューは1921年4月16日のシェーンベルク・コンサートで、リハーサルは5回に及んでいます)。
以後、何度かの共演で残されたライヴ録音は、音質の悪い海賊CDで聴いても実に素晴らしく、特にベートーヴェンについては長いあいだ正規盤の登場が待ち望まれていたものです。
今回登場する5月31日の公演は大成功を収めたもので、当時の新聞でも大きく取り上げられ、感動の表明を惜しまない批評家たちの記事内容が、カラヤンのプライドを大いに傷つけたとも伝えられています。
音源について
音源は、テスタメント・レーベル社長のスチュワート・ブラウン氏が奔走してベルリン・フィルから獲得したもので、辣腕ぶりで名を馳せる同氏としてもおそらくクナッパーツブッシュの『神々の黄昏』に次ぐ快挙と言えるものではないでしょうか。
収録は1964年5月31日、フィルハーモニーザールで、RIAS Berlinによっておこなわれましたが、1994年の同曲閉局により、現在の権利はDeutschlandRadioが所有、そのため、ジャケットには DeutschlandRadioのロゴが印刷されています。
ちなみにこの演奏、かなり以前にイタリアの海賊レーベルHUNTからリリースされており、データ違い、ピッチ違い、ナロウ・レンジ&歪だらけの音質に よって顰蹙を買っていました。今回の音質とはまさに雲泥の差で、既出音源との音質格差という意味では、同じテスタメントのトスカニーニ&フィルハーモニア によるブラームス全集のケースを思い出させてくれます。
● J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
● モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
● ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調 Op.68『田園』
(『田園』第1楽章のリハーサル風景付)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音時期:1964年5月31日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
録音方式:モノラル(ライヴ)
コンディション良好。
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