純正50Φから60Φ流用するコンバート加工を施したインテークマニホールド&スロットルです。
各部品は別仕様インテークの再製作の為に絶番の中古部品が何組分かストック品の
整理の一貫で不足分部品を今回集めたうえで加工、作成しました。
NA車への単純な交換装着でも10馬力超の馬力アップ(トルクアップ)とアクセルのレスポンスが全域に上がります。
ノーマルから30%面積が増してますので、アクセルONでストレスなくドンとピックアップ。そのまま続く加速フィールはNA車には魅力です。
エンジン(吸気、排気)廻り、特にカム廻りをいじった車にとっては、ノーマル50Φ径は完全にリストラクターの状態です。
またツインターボ車に搭載の場合は付属のパイプはNA車用で使えませんので、一般的に売られている社外品のサクションパイプが必要です。
あとコレクタータンクは1期型のツインターボ車用を流用していますので”TWIN TURBO”プレートを付属してありますが貼り付けは各自でお願いします。
装着後、アイドリングは多少ラフにはなりますが、通常の運航に不具合が生じることは基本的には無いと思います。
回転が不安定な場合、交換作業時のバキュームホース外れなどの吸い込みが無いか確認、
スロットルセンサーの位置調整、抵抗値などの機能を確認後、AACバルブ内部廻りの汚れ、機能を確認。
必要に応じた清掃や部品交換後に、AACバルブ本体のアジャストスクリューでの回転数調整。
あとECU、スロットルセンサー、エアフロ等の不全なければ、ECU本体のアイドルボリュームネジでACC目標回転数を調整する必要があります。
加工後は、黒結晶塗装処理しましたが、切削などで鋳物肌がなくなるスロットル取付加工部や上面部(表面)を中心に結晶塗料を多めに塗布しております。
(インテーク裏側、側面など見えなくなってしまう部分は一般ブラックベースに塗装しております。)
各部品は別仕様インテークの再製作の為にストックしていた絶番の中古部品をベースに不足分を今回集め作成加工&組みしました。
60Φスロットルに関してはスロットル下部の冷却水パイプの機能は使用しない前提です。パイプは10mmほど残しカットしてあります。
残された冷却水ホースはホース接手、Tジョイント、メクラプラグ等を使ってバイパス処理、もしくは塞ぐ必要があります。
※サージタンク裏(下)のホース配管は腐食などで良く水漏れトラブルが起きる為、冷却ホース&配管類(パイプ)を丸ごと撤去される方もいますので、
そういった方法で解決するのも良いと思います。ネットで検索すると出てきます。
(どうしてもスロットル下部パイプを機能させたい場合は、ノーマルスロットルから配管きり落として、残されたパイプ部分とTIG溶接で接合して下さい。)
右側(運転席側)スロットル下部のエアホース配管が純正スロットルと逆向き(内向き)に出ております。
純正のホース長では取り廻す余裕はありませんので付属の長いエアーホースで取り廻して使用して下さい。
※配管が無い車両の場合は配管にホースを短く接続しメクラとして適当なネジを入れてエアーの吸い込みを防止して下さい。
付属のサクションパイプはNA車両用です。今回は単純に入替え出来る様、
純正サクションパイプ(1型 NA車用)を加工して、50Φ→60Φ異形ホースで接続する方式にしました。
(上記付属サクションはツインターボ車には使用出来ませんので社外品のサクションパイプキットを各自で用意して下さい。)
あと年式によりサクションパイプ中央部に刺さる各バキュームホースの接続パターンに違いが見受けられますので、
必要に応じてパイプ塞ぐ処理などが必要になる可能性もあります。あくまで現車の状態に準じて下さい。
スロットル廻りの取付けボルトはネジロック剤付けて規定トルク2kで締めつけていますので、そのまま搭載出来ます。
あとスロットル内は清掃後、軸給油しバタフライにモリブデンコート(スロットル専用コート)を塗布してあります。
以上が取付に関しての簡易的概要ですが、基本的には共通なのですが年式やグレードにより車両の細かな違いあり説明しきれません。
バキュームホース関係の取付が有る無し、EGR関係の簡素化による変更など細かな違いは、
装着時に搭載されていた部品状態と見比べながら確認した上の取付作業が必要です。
出品物は インテーク&スロットル本体、 バキュームホース、”TWIN TURBO”プレート、 サクションパイプ左右、 シリコンホース左右 ホースバンド左右分(4ケ) です。
※あと手持ちの1型車の整備要領書のアイドル回転調整要領の抜粋部分等はコピーをお付けします。
他、載せ替えに必要なガスケット、Oリングは別途ご用意ください。
あくまで絶番の中古部品を組み合わせた個人製作の加工製品ですので画像をよく確認して下さい。よろしくお願いします。