日本独自リマスター仕様となります。
日本特有の高音中心で幾分杓子定規的なものではございますが、アナログ感が伴う非常に良心的な音質となっております。
ラインナップは名手揃い。
David Coverdale(Vo、ex-Deep Purple、後にCoverdale/Page)、Micky Moody(G/Vo ex-Snafu/Juicy Lucy)、
Tim Hinkley(Key Al Stewart/Alvin Lee/Beckett/Chapman・Whitney/Roger Chapman/Snafu/Thin Lizzy/Boxerセッション他)
故Alan Spenner(B、ex-KoKomo/Roxy Music/The Grease Band/Spooky Tooth等)、
Tom Newman(Ds、Per ex-第一期Jeff Beck Group/May Blitz/Three man Army/T-Rex/Boxer等)となります。
一曲のみ前作外れ録音:御存知!Simon Phillips(Ds)/Deleslie Harper(B)/Graham Preskett(Violin)/Ron Aspley(Sax)/
Roger Glover(Syn)/Micky Moody/Tim Hinkley、ゴスペルコーラス隊。
ゲストにRoger Glover(Syn/B-vo)、Ron Aspley(Sax)、Henry Lowther(Trumpet)、Malcolm Griffiths(Trombone)、Lee Brilleaus(Harmonica)、
ゴスペルコーラス隊(かの故Ronnie & Wendy James Dio夫婦含む)の参加がございます。
プロデュースはRoger Glover(現Deep Purple 後にRainbow)。
制作エンジニアはJohn Punter(Roxy Music/U.K./Japan/David Sylvian等手掛ける)、
尚かの”Mack”がアシスタントとして参加している模様。
(後に”Musicland Studios”にてハウスエンジニアを務め、その後プロデューサー独立し”G-Force””Queen””It Bites”等手掛ける)
1977年3月21日~4月19日英国ロンドンかの”Air Studios”での制作となります。
音楽性は充実していたものの様々なトラブルを抱えたDeep Purpleを脱退したDavid Coverdale。
今後の活動を見据えつつ自身の音楽性を見つめ直す為にDeep Purple運営レーベル”Purple Records”とソロ2作契約を結び、
またMicky Moodyを音楽パートナーに迎え、初のソロ作”David Coverdale's Whitesnake”を制作。
David Coverdale曰くの「内省的過ぎる」出来で有りセールスは芳しくなかったものの、完成度は高いもの。
今後の音楽活動の道筋が見えてきたという感。
その後”David Bylon解雇後Uriah Heep”からのアプローチが有り試験的にヨーロッパ圏にてライヴを行うものの満足出来ず、参加を見送り。
再びソロ新作制作に乗り出す事となりますが.............................................
この辺りからMicky Moodyを音楽パートナーとして自身のリーダーバンド結成へ動き出す事となります....................................
さて今作。
David Coverdaleの音楽的趣味性が前作同様強く反映されているものの、
新バンドに向けての地均し的な創作をも加味した非常に意欲的な楽曲が揃います。
敢えてHR/HMと強く捉えない事がこの時代の理解のミソ。
Soul Music/Funk/(本物の)R&B/Gospel等Black Musicを基礎に据えた感があり、
多分に漏れずブリティッシュ・ロック特有のルーツ音楽解釈が伴う事もミソ。
Soul Music/R&B/Gospel系影響下のDavid Coverdaleのヴォーカルを生かすのみならず、
ゴスペル・コーラス隊を上手く生かした(案外)大陸的な大らかなスケール感が加わった、意外とアメリカ・ルーツ指向な音楽性の感がございます。
楽曲は幅広く粒揃い。
Deep Purple系統で次の初期”Whitesnake”に繋がるHR系楽曲が新バンド”Whitesnake”結成に向けての地均し的な音楽性ではございますが、
ソロ作品という事が有り、David Coverdaleの本音と趣味性が非常に反映されているもの。
British Crossover系で”White Soul”的な楽曲、ゴスペル・コーラス隊を生かしたSoul Music/Gospel加味の大作、”Gospel”そのもの楽曲等々と、
非常に興味深いもの。
歌詞も文学的要素が強いもの。
故Jon Lordが生前愛した詩人David Coverdaleが感じられるものでございます......................
前作同様David Coverdaleの音楽的ルーツと本音が見え隠れする作品ではございます..............................
古い作品ではございますが..............................
「過去から学ぼうとは思うが、過去に生きたいとは思わない」David Coverdaleであれど忘れえぬ名曲が満載でございます......................................
正直、ソロ作~極初期Whitesnakeにかけては、
David Coverdaleのヴォーカリストとしても含めた”ミュージシャンDavid Coverdaleとしての本音”の感がございます。
バンド形式やパートナーシップ的な創作を好むDavid Coverdaleが、
Deep Purpleで(実現をも含め)叶わなかった音楽性をチーム重視名手揃いのソロ2作や初期Whitesnakeで体現した感がございます。
HR色を一層強めた大傑作3rd”Ready'n'Willing”から母国英国での成功を収め(多分に漏れず)音楽性を絞っていく事となりますので、
”Trouble””Lovehunter”と共にソロ2作、非常に貴重な音楽性の感がございます....................................................................
完成前に新バンド”Whitesnake”結成に向け人選を進める事となりますが..........................
Coverdale/Moodyを中心に、Deep Purple人脈から”Paice, Ashton & Lord”参加の名手故Bernie Marsden。
名手故Bernie Marsden参加”Cozy Powell's Hammer”繋がりから当時”British Crossover”系名手Neil Murray、
同じ”British Crossover”繋がりからかの”Streetwalkers”名手Dave Dowle/名手Brian Johnstonをスカウト。
活動を開始する事となります。
ソロ新作”Northwinds”宣伝活動を兼ねクラブツアーを進めますが、”EMI”がアプローチ。
”EMI”は新作を要望となりますが、バンドの創作計画とズレが生じており、バンド側は検討。
Key奏者がPete Solleyに交代の時期と重なっており、試していた新曲等で急遽”Snakebite”を制作する事となります。
その後その好評を得て”EMI”との本格契約を締結。新作制作に乗り出す事となります。
完成を見る事となりますが......................
Deep Purple絡みの裁判にDavid Coverdaleが出廷する事となり、そこで出会った名手故Jon Lordが参加を希望する事となります...................
後のDavid Coverdaleによる名手Neil Murray”Whitesnake”起用でございますが...........
今作参加故Alan SpennerのFunk/Crossover絡みのリズム感覚とセンスがDavid Coverdaleの好みと合致した事が繋がる感がございます........
現在ではこの紙ジャケット仕様限定盤は入手が非常に困難。この機会に是非。