26.3×18.4㎝
1丁裏(表表紙裏)~8丁表
漢詩三題について、それぞれ一首ずつ和歌が添えられている。
一首目 みなかみのさためてけれはきみがよにふたゝひすめるほり川のみつ
二首目 あきはなをゆふまくれこそたゝならねおきのうはかせはきのした露
三首目 わかのうらにしほみちくれはかたをなみあしへをさしてたつなきわたる
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御家流筆法正躰之詩哥 9丁表
以下、「瀟湘八景」を引きながら、「御家流筆法正躰」の手本として漢詩、和歌を記す。
瀟湘八景 (近江八景) 12丁裏
01遠浦帰帆 (矢橋帰帆)10丁表
02山市晴嵐 (粟津晴嵐)11丁裏
03漁村夕照 (瀬田夕照)12丁裏
04瀟湘夜雨 (唐崎夜雨)14丁表
05洞庭秋月 (石山秋月)15丁裏
06江天暮雪 (比良暮雪)16丁裏
07平沙落雁 (堅田落雁)18丁表
08煙寺晩鐘 (三井晩鐘)19丁裏~20丁裏
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【板心】[新選正字通]
*千字文国字引丁附合文 21丁表
「千字文」の漢字をいろは順に並べてある。
*四体千字文国字引(左は唐音) 29丁表~46丁裏
四体→行書・大篆・小篆・隷書?
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【刊期】
安政三(1856)年丙辰二月
浪華書林 北久太郎町四町目河内屋新治郎
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【因みに】前半部は「御家流筆法」に関する手本のようである。
後半は、板心に「新選正字通」とあり、所謂字引の類いである。
早稲田大学図書館蔵本の表表紙裏に「四册之内 釋子・・・」とあり、板心に「四ノ○」とあるのに符合する。
【参考】早稲田大学図書館蔵本の中に、後半部のみ独立しているものがあった。
【画像10参照】題箋銘が『千字文國字引 全』となっている。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。