
ネットで調べてもほとんど出てこない珍しい木製エンクロージャーのEV製スピーカー1ペアです。
型番から察するにS-80と同一のユニットをほぼ同サイズの木箱に入れたものだと思います。
私の記憶では、EVの家庭用(室内用、スタジオモニター)はパストラルが最後かと思いますが、
名作SENTRY500の例では、家庭用には木目のシートを貼って別売していたので、
このマットブラックの地味な外観は、たぶん屋内のスタジオ用だと思います。
注目すべきなのは、非常に優秀な20cmウーファーユニットで、
35mmのワイドレンジなツィーターも含め、おそらくSENTRY100、パストラルとほぼ同一、或いはインピーダンス違いかと思います。
私はエレボイ好きのため、これまでSENTRY100、パストラルを所持しており、
この2つは当製品よりも一回り大きな箱ですが、聴感はさほど変わりません。
おそらくプロユースのため、鳴かないように箱が頑強な造りなのだと思います。
エッジもゴムなので当分硬化、劣化の心配はありません。
音質ですが、特に弾むようなエレボイ独特の低音は一度聴くと病みつきになります(あくまで私感です)。
入手当初、20cmでもこんなに出るんだと感心した記憶があります。
良くジャズファンはJBL派とEV派に分かれると言いますが、JBLの特に旧製品はワイドレンジで重心のしっかりした鳴り方。
そしてブルーを基調とした美しいデザイン。
これがジャズファンの心を掴んだ要因かと思います。
逆にEVの場合はフラットで明るく、バランスの良いノンジャンルな鳴り方。そしてプロ仕様に特化した最低限で無骨なデザイン。
どちらも一長一短ですが、特にアルテック好きな方は、直系のEVの方がたぶんしっくりくるのではないでしょうか。
EV製品が家庭用よりもPA市場で常にトップを独走してきたのは、その辺に理由があるかと思います。
でもS-40等のユニットを国産の木箱に入れ替えて販売している業者さんがいらっしゃいますが、
これは正しい改良法だと思います。オーディオは見た目も大切なので、いかにもPA用といった外観のEV製品は
いくら音が良くてもインテリアとしては不向き。また、鋳物系の箱は小音量の場合、若干響きが気になります。
そういう意味では、この貴重な木箱のモニタースピーカーはインテリアとしても違和感無く使えると思います。
今回の出品物はお世辞にも美品とは言えず、細かい傷や剥がれも散見されますので、
100均等で木目シートを購入し、側面に貼ればかなり見栄えも良くなると思います。
※送料はヤマトの着払いのみになります。過剰梱包はしませんので、なるべく安く送れるよう努力します。
※音が出ない等の致命的欠陥があった場合のみ、返品を受け付けます。
※落札から24時間以内のご連絡、3日間以内のお支払いが無い場合は落札の意思なしと判断させていただきますのでご了承下さい。
(2026年 1月 19日 13時 52分 追加)サイズですが、縦置きの場合幅24cm、奥行き21.5cm、高さ35cm。
梱包後は180サイズになると思います。