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飛鳥新社発行、鈴木明著、総ページ数５０９ページ。帯あり。３．５センチ、５００ページ越えの厚い本です。第一章、高冠吾「碑文」の謎、第二章、新中国との本格的な出会い、第三章、「森」の彼方にあたもの、第四章、宗慶齢とスノーとの出会い、第五章、かくしてスノーは「延安潜入」という千載一遇のチャンスを与えられた、第六章、「中国の赤い星」はなぜ「アカ嫌い」のアメリカ人を納得させたか、第七章、中国共産党の「起死回生の大逆転」第八章、上海での「中日全面対決」の賭けに打って出た蒋介石。第九章、中国側から見た「上海攻防戦」第十章、映画「八百壮士」から南京防衛戦まで、第十一章、南京防衛司令官・唐生智にまつわるいくつかの疑問。第十二章、「二人の将軍」が書き残した南京防衛戦。第十三章、郭岐「陥都血涙録」と田伯烈の「外国人の見た日本軍の暴行」第十四章、「百人斬り」の向井、野田の両少尉を、僕はなぜ、無実だと信じるのか。第十五章、南京ーその失踪から日本敗戦まで、第十六章、日本人が見逃していた、スノーの巨作「アジアの戦争」について、第十七章、錯覚と誤解の上に築かれた「東京裁判」と「Tanaka Memorial」の謎、第十八章、エドガー・スノーと「毛沢東の中国」とのすれ違い、第十九章、スノーは遂に「王牧師」に会いに行ったが、第二十章、１９９８年秋、上海そして南京。このテーマも色んな人がいろいろ書いてますが、その一冊。超厚本。