
「ドレスデン国立美術館展 ― 世界の鏡(Spiegel der Welt. Die Staatlichen Kunstsammlungen Dresden in Japan)」 カタログ篇(図録)です。責任編集: 佐藤直樹(国立西洋美術館)/コルドゥラ・ビショッフ(ドレスデン版画素描館)/ヴォルフガング・ホラー(同)。281ページ、30 x 22.5cm。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、レターパックライトで430円です。
★内容: ドレスデン国立美術館は、ザクセン選帝侯国の歴代君主のコレクション 「美術収集室」(クンストカンマー)を基礎とする。15-18世紀の巨匠絵画で有名な「アルテマイスター(古典巨匠)絵画館」や、アウグスト強王の秘宝や贅を尽くした宝飾品が収められた宝物館「緑の丸天井」(グリューネス・ゲヴェルベ)など、現在は11の美術部門と1つの図書部門から成り、その規模、内容ともに世界有数の美術館複合体であり、そのコレクション欧州トップクラスのクオリティを誇る。
本展は、16世紀から19世紀の美術潮流に焦点を合わせ、各部門から選りすぐられた絵画、とくにアルテマイスター絵画館所蔵のフェルメール『窓辺で手紙を読む若い女』やレンブラントの『ガニュメデスの誘拐』などの傑作をはじめ、宝飾品や衣装、家具・工芸品など約200点の多彩な芸術作品により、ザクセンにおける美術コレクションの成り立ちと発展、主要な芸術大国との交流による芸術的影響の受容や、新しい芸術思想の展開などを例示し、文化の集積地としてのドレスデンの姿を浮き彫りにするもの。多くの名品を通じて、西洋と東洋の交差点に位置する一都市が時代を越えて各国の文化を映し出す“世界の鏡”となり、世界有数のコレクションが形成された軌跡をたどる。本展は、:2005年に国立西洋美術館ほかで開催された。
なお、「バロックの真珠」、「エルベ河畔のフィレンツェ」とも呼ばれるドレスデンは、ドイツ東部に位置するザクセン州の州都。2006年には建都800年を迎え、ザクセン公国の栄光を今に伝えるドイツ有数の芸術都市であり、ドイツ・ロマン主義発祥の源ともなった。
ドレスデン ― 世界の鏡 /コルドゥラ・ビショップ
I. ドレスデンの「美術収集室」(クンストカンマー)
・アンストカンツ選帝侯アウグストの美術収集室と科学の機械化 /ペーター・プラスマイヤー
・君主の気晴らしから宮廷美術のジャンルへ ドレスデン宮廷の象牙挽細工について /ユッタ・カッペル
◇王が愛した学問の場
II. オスマン帝国 ― 恐怖と魅惑
・ザクセンのマルスあるいはザクセンのスルタンハプスブルクとオスマンの帝国の狭間で /ホルガー・シュッケルト
◇トルコ戦争とトルコ趣味
III. イタリア ー 芸術の理想像
・ドレスデンの中のイタリアある芸術的魅惑についての注解 /グレゴール・J・M・ヴェーバー
◇ヴェネツィアの風景画
◇ミラノとフィレンツェの宝石加工術
IV. フランス ― 国家の表象と宮廷文化
・文化の手本 ― ザクセン選帝侯とフランス /ディルク・ズュンドラム
◇ルイ14世とアウグスト強王
◇金工品による歴史
V. 東アジア 一 驚嘆すべき別世界
・ドレスデン漆器の起源マルティン・シュネルに関する覚書 /アンドレ・ファン・デル・フース
・マイセン磁器と東アジアの手本 /ウルリヒ・ビーチュ
◇マイセン磁器とアジアの手本
◇ドレスデン漆家具と中国趣味(シノワズリー)
VI. オランダ ー 作られた現実
・アウグスト時代のドレスデンにおけるレンブラント作品
・その収集と受容の歴史 /ウタ・ナイトハルト
◇レンブラントとレンブラント受容
VII. ロマン主義的世界観
・変遷のなかでも継続するもの バロックとロマン主義をつなぐドレスデンの風景画 /ハラルト・マルクス
・ドレスデンーロマン主義の中心地 /ゲルト・シュピッツァー
◇ロマン主義的風景画の手本と先駆
◇ロマン主義の中心地としてのドレスデン
ドレスデン城 領主の居城から芸術と学問の中心地へ /ディルク・ズュンドラム
ヴェッティン家系図/参考文献一覧
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