竹山道雄
(1903~1984)大阪市生れの評論家、ドイツ文学者、小説家。
1926年、東京帝国大学文学部独文科卒業後、第一高等学校講師として勤務。
1928年、文部省の命によりベルリン、パリに留学。1931年、帰国して第一高等学校教授に着任。
1940年、『独逸・新しき中世?』を発表、ナチス・ドイツを批判。
戦後直後から1950年代にかけて、日本の社会主義賛美の風潮に抗してスターリニズムへの疑念を表明。
戦前のナチズム、軍国主義と、戦後の左翼的風潮には同質性(専制と狂信)があると嫌悪し、
自由主義者としての立場を堅持した。1947年から童話雑誌『赤とんぼ』に『ビルマの竪琴』を連載。
戦前、教官として多くの教え子を学徒出陣に送り出した思いを込めた。
また、ニーチェ『ツァラトゥストラ』、ヨハンナ・シュピリ『ハイジ』、
シュヴァイツァー『わが生活と思想より』等を翻訳。ドイツの哲学、文学、思想の翻訳に腕を振るった。
1984年、肝硬変のため死去、80歳。
書名:竹山道雄著作集(昭和58年:福武書店版):全8巻揃:
著者:竹山道雄
監修:林 健太郎/吉川逸治/
発行所:福武書店
発行日:【1】昭和58年3月20日 初版発行 他
定価:2,800 円 ~ = 22,800 円
所収:【1】昭和の精神史 ◇ 昭和の精神史 / 妄想とその犠牲 / 独逸・新しき中世? / 若い世代 / ハイド氏の裁判 /
〇 解説(林 健太郎)/
【2】スペインの贋金 ◇ スペインの贋金 / イタリアめぐり / 南仏紀行 / スイスにて / 中世のおもかげ /
たそがれのパリ女たち / オランダの訪問 / ベナレスのあたり / 西の果ての島 / 高野山にて /
四国にて / 私の文化遍歴 / と飛 / 〇 解説(芳賀 徹)/
【3】失われた青春 ◇ 失われた青春 / 幻影 / 国籍 / 智識人の裏切り? / 憑かれた人々 / 空地 /
昭和十九年の一高 / 終戦の頃のこと / 旧制一高の外国人学生たち / 学生事件の見聞と感想 /
門を入らない人々 / 〇 解説(粕谷一希)/
【4】樅の木と薔薇 ◇ 樅の木と薔薇 / 川西瑞夫君の追憶 / 三谷先生の追憶 / 麻生先生のこと / 岩元禎先生 /
安倍能成先生のこと / 亡き神西清君のこと / 片山敏彦さんの死 他 / 〇 解説(高橋英夫)/
【5】剣と十字架 ◇ ベルリンにて / 剣と十字架(抄)/ 聖書とガス室 / 消えてゆく炎 / 〇 解説(西 義之)/
【6】北方の心情 ◇ 独逸的人間 / ゲーテに於ける自然と倫理 /『ファウスト』の夜の場とニーチェ /
老いたるロッテの悩み / ベッチーネ・フォン・アルニムのこと / ワグナーの弟子 /
イプセンの願望 / 希臘にて / 不滅の風景画 / デダルスの翼 / 将軍達と「理性の詭計」/
シュプランガーのこと / 神韻縹渺 / バテレンに対する日本側の反駁 / 天皇制について /
〇 解説(小堀桂一郎)/
【7】ビルマの竪琴 ◇ ビルマの竪琴 / 白磁の杯 / 〇 解説(清水 徹)/
【8】古都遍歴 ◇
Ⅰ; 古都遍歴 ―― 奈良 /
Ⅱ; 作庭の歴史的系統の概略 / 竜安寺石庭 /
Ⅲ; 詩仙堂 / 六波羅蜜寺 / 海北友松 / 古都は警戒する / 日本の肖像芸術 / 神魂神社 /
〇 解説(吉川逸治)/ 年譜 / 著書一覧 / 訳書一覧 / 主要発表一覧 / 新聞発表一覧 / 座談会・対談一覧 /
参考記事 /
参考:帯なし。箱、小口・天・地、本文等にスレ・汚れ・ヤケ・シミ・蔵書印等あり。四六判。計約4.4kg。 ≪古本購入≫
ゆうパック(追跡・補償あり)サイズ80。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。