
【歴史の目撃者】第二次世界大戦下・ヴィシー政権 1943年 2フラン亜鉛貨(日本語解説資料付き)
数あるアンティークコインの中でも、これほどまでに「激動の時代」を物語るコインは他にありません。
本作は、第二次世界大戦中の1943年、ナチス・ドイツの占領下にあったフランス(ヴィシー政府)で発行された、非常に歴史的価値の高い2フラン硬貨です。
── このコインが持つ「特別な意味」 ──
1. 塗り替えられた国家のアイデンティティ
コインの表面には、フランス共和国の有名なモットー「自由・平等・友愛」ではなく、ヴィシー政権が掲げた**「労働・家族・祖国(TRAVAIL FAMILLE PATRIE)」**という言葉が刻まれています。占領下という特殊な状況下で、国家のアイデンティティが書き換えられた瞬間を物理的に証明する遺物です。
2. ペタン元帥の紋章「フランキスカ」
裏面には、当時の指導者フィリップ・ペタン元帥の権威を象徴する**「双頭の斧(フランキスカ)」**が堂々とデザインされています。この斧の柄の部分は元帥杖になっており、一目で「ヴィシー政権期」のものと分かる非常に特徴的な意匠です。
3. 戦時下を物語る「素材」
本来、貨幣に使用される銅やニッケルは、戦時中には兵器や弾薬の材料として優先されました。そのため、このコインは代用素材である**「亜鉛」**で作られています。手に取った際の特有の質感は、当時の物資不足と切迫した戦況を今に伝える、生々しい歴史の記録そのものです。
── 貴重な「日本語解説資料」がセット ──
本品は、当時の歴史背景(ヒトラーの侵攻からペタン元帥の就任、政権の終焉まで)を詳しく記した専用の日本語解説台紙に収められています。単なる「古いコイン」としてだけでなく、一つの「歴史資料」としてそのまま展示・保管いただける大変付加価値の高いセットです。
【商品詳細】
額面: 2フラン
発行年: 1943年
発行国: フランス(ヴィシー政権)
素材: 亜鉛
状態: 80年以上前の戦時貨幣としては、刻印も明瞭で非常に良好なコンディションです。亜鉛特有の渋い風合いが出ており、アンティークとしての風格が漂います。
「歴史をコレクションする」。そんな贅沢を叶えてくれる逸品です。
WW2資料の収集家、ミリタリーファン、アンティークコイン愛好家の方、この機会をぜひお見逃しなく。