ロシアのオデッサ出身で、トスカニーニが共演した最初の女流ピアニスト、
アニア・ドーフマンは、1899年7月9日、南ロシア、ウクライナ地方オデッサ生まれ。
早くよりピアノに対して才能を示し、11歳でデビュー。
同じころ同郷の神童ハイフェッツとの共演も果たしています。
その後パリ音楽院に学び、名教師として知られたイシドール・フィリップに師事。
卒業後ロシアに帰国するも革命の混乱を避けてヨーロッパに戻り、1920年から約15年間にわたってロンドンをベースに積極的な演奏活動を行ない、
メンゲルベルク、ビーチャム、ヘンリー・ウッドら名だたる名指揮者と共演しています。
1936年にニューヨーク・デビューを果たして成功を収めたドーフマンはアメリカに拠点を移し、
1939年にはトスカニーニとNBC交響楽団による歴史的なベートーヴェン・チクルスの最終日に『合唱幻想曲』を演奏して絶賛を博し、世界一流のピアニストとしてその名声を高めました。
1947年にはハリウッド映画「いのち短し」でピアニスト役のバーバラ・スタンウィックの演奏部分を担当しています。
1950年代にはジュリアード音楽院のピアノ科教授となり、1983年に引退するまで行進の指導に当たりました。
1984年4月21日、ニューヨークで亡くなっています。
美品。
※アニア・ドーフマン/コンプリート・RCAビクター・レコーディングズからの分売です。