整備したGBソフトまとめて16本大量 その2
出品物は、タイトルと写真に示されているゲームソフトです。商品写真に掲載されているメンテナンスマニュアルとツールは参考用であり、出品には含まれません。セーブデータ用のバックアップ電池は新品に交換され、外装プラスチックのクリーニング、接点の研磨、基板の確認を行い、メンテナンス品として提供しています。
任天堂は、製品の大ヒットとそれに伴うサービスセンターの負担増に対応するため、FC、GB、SFC時代に小売店から技術者を募集し、修理依頼の対応を迅速化し、サービスセンターの危機を軽減する方針を採用しました。私は若い頃にこれらの技術講習を受け、メンテナンスの仕事をしていました。現在は本業を退職し、趣味と実益を兼ねて、若い頃を思い出しながらメンテナンス品を出品しています。
任天堂の講習では、一般的に使用されるはんだペーストを使用せず、はんだごての先端温度を一定に保つために電源を頻繁にオンオフし、基板への熱影響を最小限に抑える技術を教わりました。これらの技術は当時の書籍でも学べましたが、任天堂の要求する技術レベルと考え方を理解した上で出品とメンテナンスを行っています。ただし、修理は実際にはもっと自由度が高く、過去の修理技術を再現することにこだわりつつも、他の出品者より優れているわけではありません。純正修理に近づけることで、15年後に再度修理する人が作業しやすくなります。使用したレストア部品はこの点を考慮して選別しましたが、バッテリーは15年後に再度交換が必要です。
動作確認については、ファミコンが発売され子供たちが熱狂していた時代にはすでに大人で仕事をしていたため、ゲームについてはよくわかりません(機械は大好きです)。そのため、メンテナンス後のセーブ機能の確認を高校生にアルバイトで依頼しました。セーブデータが中古品らしく残っている場合や、高校生が確認した際に見落としがあった場合、欠陥品が出品される可能性があります。
佐川急便本州内600円、離島1400円です。他の発送方法をご希望の場合は、送料確定前にご相談ください。特に離島の方は遠慮なくご相談ください。複数落札の場合、最も効率的な方法をこちらから提案させていただく場合があります。
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出品と無関係な話その1: 初代GBハードは「奇跡の動作品」とされる風潮がありますが、解説します。初代GB本体は「マンガン電池仕様」であり、「アルカリ電池使用不可」です。この事実に気づいていない人が多いです。後期の一部のハードだけがアルカリ電池対応でした。通常の初代GBにアルカリ電池を入れると、「DC-DCコンバーター」基板が焼け焦げるほど損傷します。家から発掘された初代GBにアルカリ電池を入れて動かそうとしたら壊れて動かなかったという悲しいドラマは、アルカリ電池を入れてスイッチをオンにした瞬間に壊れた可能性が高いです。DIY用のアルカリ電池仕様DC-DCコンバーターがAmazonで修理部品として販売されています。
出品と無関係な話その2: 任天堂がサービスセンターで使用したハンダ線は「日本アルミット KR-19 RMA」で、ハードの生産工場で使うハンダの成分に合わせた特別仕様です。このハンダ線は市販版が今でも販売されていますので、修理DIYが好きな人は参考にしてください。日本アルミット KR-19 RMAはNASAが宇宙船や人工衛星の電子基板に使用するハンダとして認定したことで有名で、任天堂はそれをベースに特注の独自仕様を使用していました。私の手元には今でも任天堂から供給された特別仕様がありますが、市販版でも電池交換は安定しているので、特別仕様は趣味がハード修理に発展した場合のために温存しています。このように再現性にこだわる心意気です。