坂岡真★うぽっぽ同心十手裁き（シリーズ完結）★ 徳間文庫
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| ★商品説明★ | 坂岡真著 「うぽっぽ同心十手裁きシリーズ（シリーズ完結）」 徳間文庫 「うぽっぽ同心十手裁き 蓑虫」 ２００９年 ９月 文庫初版 「うぽっぽ同心十手裁き まいまいつむろ」 ２０１０年 ６月 文庫初版 「うぽっぽ同心十手裁き 捨て蜻蛉」 ２０１２年 ３月 文庫初版 「うぽっぽ同心十手裁き 迷い蝶」 ２０１３年 ３月 文庫初版 定価 ５３３円～６３８円＋税 ２８４頁～３４９頁 |
| ★著者略歴★ | １９６１年、新潟生れ。早稲田大卒。バブル絶頂期のデベロッパー会社に勤務し、１１年の会社勤めを経て、退社し文筆活動に入る。花鳥風月をかもし出す筆致で描く時代小説で定評がある。「うぽっぽ同心」や「照り降り長屋」シリーズなどで評判。 |
| ★作品内容★ | だらだらと毎日歩き回っているから”うぽっぽの旦那”と呼ばれる長尾官兵衛だが、袖の下を受け取らない同心として信頼もされている。ただし手柄も立てない臨時周り同心。２０年前に妻が突然失踪した、そのあと男所帯で育てた娘綾乃も、どうにか信頼できる同心に縁付かせることもできた。でも、十手を返納して隠居すればボケそうで還暦前だがまだまだ頑張る。そして20数年ぶりに記憶をなくした妻の静が戻ってきたのを黙って受け入れる。 ＜蓑虫＞ 記憶をなくした妻が戻ってきた。それでもうれしい。「降りみ降りずみ」降りそうで降らない天気。凶悪なおたふくの面をつけた盗賊に家族を殺された女が、わが身を捨てて復習に走る。「れんげ肝」公事宿を営む主人がころされた。地方から窮状を訴える村人たちに評判のいい主人だった。その裏に秋田の佐竹藩の重役が絡む事件が見えてきた。献上品の熊の胆の横流しの不正が絡んだ事件だった。菅兵衛はそれにひるむことなく挑戦する。「蓑虫」蓑虫と呼ばれるれいくり型の同心。吟味約同心として密輸を調べていたが、突然意欲をなくして今の地位に就いた。その裏では密輸に絡む店に絡んだ上司の圧力があった。病に侵された同心の最後の意地。 ＜まいまいつむろ＞ 突然戻ってきた妻の静。嫁がせた娘の綾乃にも、子供が生まれ、おじいちゃんになった官兵衛だが、まだまだ事件とは離れられない。「冥途の鳥」伝説のすりといわれる仙蔵の仕事をとらえた菅兵衛。足を洗うように説得して納得した仙蔵だったが、翌日死体で見つかった。最後の仕事で息子と。娘がかかわってそこからの事件だと思われる。掏りの親方や金貸し、旗本などが絡む。親が娘に最後に残したひな人形。「夜鰹」血気にはやった若い同心は、上司の言うことにホイホイと従っていたが、菅兵衛に諭され迷う心も芽生えていた。「まいまいつむろ」評判の悪かった水戸藩士が次々に殺される。浮かび上がってきたのは、カタツムリの芸で客を笑わせている太鼓。調べてみると元水戸藩につかえていた下級武士だという。どうしても許せないことがあり次々に殺しをしていたのだ。親が別れた子に見せる最後の姿。 ＜捨て蜻蛉＞ 記憶をなくして戻ってきた妻と嫁がせた娘、ともかく今は幸せ。「捨て蜻蛉」２０年前には変えなかった櫛を妻に買おうとする菅兵衛。母の形見だからとして買い戻す浪人。けれどその浪人に殺しの疑いがかかる。薩摩藩の抜け荷にかかわる商人が次々に殺され、その剣筋が薩摩示現流に伝わるものだった。浪人の最後の願いを信じる勘兵衛。「すっぽんの意地」正直者の義右衛門が、無実の青年を救うために証言するが、義右衛門の顔を見て、すっぽんとあだ名される銀次は、１８年前に捕らえた盗賊の顔を思い出す。今では改心しているらしいが、ほおっておくこともできない。巻兵衛とお奉行の決断は。「嫁喰い」中条流の医者にかかる孕み女が心中を装って殺された。裏には持参金をだまし取る旗本と献残屋がいた。背後にはさらに大物が。 ＜迷い蝶＞ シリーズ最終巻。大団円となるのか、それとも。うぽっぽと妻のつながり。「錦絵の娘」茶屋の看板娘が失踪する。菅兵衛は、妻の静が消えた２７年前を思い出す。藩の密偵として判定を見張っていた娘は重役の命令で、横流しの不正にかかわっていた旗本屋敷に潜り込む。「へその緒」妻の静が戻ってきて５年、記憶は戻っていないが平和な時を過ごしていた。そんなとき自分の出生にかかわる事実が明らかになる。自分の本当に父や母は何者なのか。それに賤母かかわってくる。「迷い蝶」薩摩藩、一橋家にかかわる抜けにに絡み、勘兵衛の出自や妻の消えた謎などが明らかになってくる。毒蝶を使う密偵の女と妻はどうかかわってくるのか。ついにすべてが明らかになり、平和な日々は戻ってくるのか。 |
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| 宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
| クリックポスト（ＪＰ） | 厚さ３センチ。厚さを超えなければ割安。 | Ａ４サイズまで、一律１８５円。同サイズ文庫４冊まで同梱可。 | 補償無し。 |
| レターパック・プラス | 全国一律６００円。 | 専用パッケージに入ればOK。厚みのある物や同梱に便利。 | ４㎏まで。補償無し。 |
| ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体８８０円～と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
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