<3,000部限定>
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』と
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』
を特製函入りにしたスペシャルセット。
「贈り物」にぜひおすすめです。
函は少し汚れありますが、2冊は帯付き・美品です。
リサイクル材を使用させていただきます。
この2冊をいつも手元に置き、
「生き方をいい方向に導く道標」として
毎日、愛読していただいていたのが
「ハガキ道」の実践者・坂田道信氏でした。
一道を極めた人々のストーリーを
どのように受け止め、どのように生かすことが大切なのか。
混迷の世を生き抜く術としての読書論を語られた
ご生前の貴重なインタビューをお届けします。
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「仕事の教科書」と「生き方の教科書」、
この2冊は本当にいい本だね。
私はいつも自分のそばに置いておいて、
1日1話というんでなしに暇があると読んどるんよ。
この本で紹介されるのは、
一人の人間が全身で打ち立てた生き方ですよね。
それぞれの登場人物のね、自分の体験や
生きてきた姿が表れとるでしょう。
文章の背後から、そういう人たちからの伝言が
聞こえてくるようになるんですよね。
つまり、論理でなしに、
実際の体験というもんが表れとる。
私は一つひとつの話を読みながら、
自分事に置き換えて考えるんだけれども、
ほんとうに他人事にならんのだよなあ。
私は学校へも行ったことがない身でね、
28歳まで読み書きもろくにできんかった。
そんな私がきょうまで生かしてもろうた延長線上に、
それぞれの話の主人公たちの物語が
つながっとるような感じがするんですよね。
そして文章の向こう側にどん底から這い上がってきた
私の姿が見えてくるんですよね。
そして、本というんは、
1回読んだきりではダメじゃということにも
気づいたんですよね。
1回目は「ああ、この人はこういう生き方だなあ」というね、
表面の文字の羅列を読むんです。
だけど2回目を読みよったらね、
新しい発見や教えが次から次に出てくるようになっとるんだね。
今、4回目を読んどるんだけどね、
読むたんびに新しい発見、新しい教えに出会えるんですよ。
新しい発見、新しい教えに出会えるということは、
それだけ文章に広さと深みがあるということですよね。
つまり、本を読むことで自分の日常で
新しい行動が起こるような読み方をしないとね。
二宮尊徳が言うとるでしょう。
「本の中に真理はないよ、
現実の中に真理があるんだよ」って。
そんな読み方をしないといけないんだと、
新しい本の読み方がこの本で分かりました。
それは何べんも何べんも繰り返して読むうちに、
自分の肉体と一緒になるということですよね。
人間は弱いですからね、ぼやっとしとけば心は崩れていくがね、
いいものに接し続けていれば、いい人生になるでしょ。
そこのところをこの「1日1話」の本から教えていただいたなあ。
大事なことは、書いてあることを
否定してはダメじゃいうことですよね。
「この人はこういうことを言うとるが、私はそうは思わない」
というような捉え方をしたのでは、
書いてあることが自分と物理的に
同一になるような世界は訪れないんですよね。
文章に書かれてあるような体験が、
たとえ自分にはなかったとしても、
「この人はこういう姿勢で生きてきたんだ」と信じる。
そしてその生き方に近づいていくような読み方をしないとね。
人格というんは、体験の広さと深さとで、
真理にどれくらい近づけたかによって
形づくられるものじゃないかなあ。
この本を読んで、登場人物の生き方の一つひとつを
自分事に落とし込むことによって、
それができればいい人生を送れるんじゃないですかね。
私にはこの本によって、
そういう読み方が与えられたということです。
「1日1話」の本は、次の時代を
私たちが生きるための指針になるバイブルなんですよね。
今の世の中を救う本で、
一生懸命生きている人を生かそうとする本です。
世の中を次の時代に導くために
天が与えてくれた本の一つだなあという感じが
しております。
もっと言えば、形態は本ですけれども、
私たちの生き方をいい方向に導く
道標なんだろうと感じるんですよね。
それほど、生きていくのに必要なことが詰まっとる。
今までのような生き方では
生き切れない時代になった今、
次の時代を生きる道標が欲しかった私たちに、
神さまが授けてくださったと思って
この本を読んでるんですよ。
リサイクル材を使用させていただきます。