【1】概要
・1960年代に製造販売されていた、Philipsの有名なフルレンジユニット=MINIWATTを15mm厚アカシア集成材による後面部分開放型エンクロージャー にセットしたシステムのペアです。
・PhilipsのMINIWATTと言うのは、当初は同社の小電力タイプの真空管に付けられたシリーズ名です。
・MINIWATT が有名になるにつれ元々の意味合いから外れ、大型管を除くほとんどの真空管にも付けられるようになました。
・その一環で真空管アンプ向けのコンソールシステム、スピーカーシステム、あるいはスピーカーユニットにも命名されるようになりました。
・最終的にはPhilips の別な独立したブランド名の様になって行きました。
・真空管にも箱にもMINIWATT とのみ表記された物も登場するようになりました。
・そういうわけで、真空管アンプとの相性は良好なスピーカーユニット、およびシステムと言えるかもしれません。
・もちろん最新の石のアンプでも全く問題ありません。
・今から約65年前に制作されたユニットですが、造りも構造も良好で、単体で周波数特性を測定したところ55~15000Hzという超広帯域で驚きました。
・小口径にもかかわらず低音は40Hz位から反応がありうまく補正することで広帯域になる逸品です。
・当時としてはかなり広帯域と思われます。・音を聴くと古さは全く感じられず、シングルフルレンジから素晴らしい音楽が流れてきて驚きます。
・クラシックのオケや弦の重奏では優雅な雰囲気が十分すぎるほど出てきます。
・このサイズとしては最上の再生を行っていると思います。
・1950~80年代のJAZZ、 クラシックの愛好家で小型高性能なシステムを探しておられる方にお勧めいたします。
・能率は高いので小出力真空管アンプ用システムとしても最適なものと思います。
・システムの調整状況とその結果についは下記「ビンテージユニットを蘇らせる!Philips MINIWATT 13x18cmアルニコシステム」を参照ください。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/39955124.html
【2】仕様
・口径:13 X 18cm
・インピーダンス:4オーム
・マグネット:アルニコ
・コーン:超軽量グリーン、フィックスドエッジ
・状態:良好
・能率:高い
【3】エンクロージャー:
・型式:後面部分開放型
・サイズ:幅200mm、高さ300mm、奥行230mm
・材質:天地側面は15mm厚のアカシア集成材、バッフル、裏板は針葉樹系プライウッドです。
・外装:100、240番のサンドペーパーで研磨し、次にワトコのナチュラルオイルと600番のサンドペーパーで繰り返し研磨仕上げています。
・アカシアの木目がきれいです。
・サランネット:ブラックジャージネットによる頑丈なサランネットが付属します。
・入力端子:2Pのハーモニカ端子でYラグ、またはケーブルむき出しが接続可能です。
・バナナプラグ、極太ケーブルなどほとんどのタイプのスピーカー端子が接続可能な金メッキ金属削りだしアダプターが装備されています。
【4】音
・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。
・音は定評があり音楽ソースを忠実に再現するものと感じます。
・能率は高いので中小出力の真空管アンプにも最適です。
・JAZZのピアノトリオなどの透明感あふれる再生は出色です。
・またボーカルの生生しさは特筆ものです。
・8畳程度の部屋では十分メインスピーカーとして使用できる音圧が得られます。
【5】ほか
・スタンドは含みません。
・ワイドレンジ化するPHSTが付属します。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/34951517.html
・マンスリーマガジン
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_439101.html