
ロッシーニ 一幕物オペラ集 ブルスキーノ氏 絹のきざはし 成り行き泥棒 結婚手形 幸運な間違い 8枚組 廃盤 美品 ヴィオッティ プラティコ バーヨ ヴァルガス カノニーチ カロリス 1988~1992 ブリリアント盤 クラーヴェス原盤
ロッシーニの一幕物のオペラ5曲です。初期の一幕物をすべて取り上げた とても意欲的な全集だと思います。これらは いわゆる “ファルサ”で、初期作であっても 二幕物の“試金石”や セリアの “チーロ”などは慎重に除外されていて、録音の趣旨 理念の明確さが窺えます。
オペラの第一作目と言われる“結婚手形”が ロッシーニ19才の作で、その他も20歳前後の作品です。しかし そこだけを捉えて、“若くて未熟だから 短い作品を作った” と考えるのは すこし筋が違うようで、“ブルスキーノ氏”の翌年は もう“タンクレディ”や“アルジェのイタリア女”です。音楽的には 既に完成していて ロッシーニなりの魅力は全開だと考えられ、後年とほぼ変わりない音楽が鳴り響いていて驚かされます。彼が モーツァルト並の“天才”だった事は間違いなさそうで、時が経ち経験を積むほどに 整理され 的確に 如才なく曲を運ぶ様に変化はするものの、本質は変わらずそのままだったのではないか…との感想を この度も改めてもちました。
このボックスの並び順で…
・ ブルスキーノ氏 デ・カロリス オルチアーニ プラティコ カノニーチ 1988.10.録音 トリノ
・ 絹のきざはし コルベッリ ヴァルガス デ・カロリス 1992.10.録音 イギリス
・ 成り行き泥棒 バーヨ デ・カロリス ゼンナーロ 1992.2.録音 イギリス
・ 結婚手形 プラティコ ロッシ コメンチーニ 1990.8.録音 イギリス
・ 幸運な間違い デ・カロリス フェッレ ゼンナーロ 1992.2.録音 イギリス
すべてヴィオッティの指揮。オケは “ブルスキーノ”のみトリノフィルハーモニーで、他4曲はイギリス室内管弦楽団。録音年から見ても “ブルスキーノ”だけが 他と仕様が異なっているように見受けられます。当初は 全集化させるつもりは無かったものが、初作の好評ぶりを受けて急にシリーズ化が決定し、ギアが入れかわったのかも と想像しました。
とは言え…初出で国内盤が発売された折は、あんがい不評だったと記憶します。指揮はパンチ力に欠けるし、歌手も ダーラやセッラと直截に比較され “力不足が歴然” とか言われていたようでした。若いスタッフや新世代の歌手たちばかりなので そうした面も確かに無くはないにしても、すでに演奏のスタイルも歌唱様式も変化を始めていて、ちょうどこの頃が “曲がり角”の時期だった事を改めて思い知ります。
クラーヴェス原盤。珍しいレパートリーを新進気鋭の若手で録音する…と言うスタイルのレーベルだったはずです。要するに“ナクソス”を 少し上等に スタイリッシュに 堅実にした感じで、一方では “ヘフリガーのモーツァルトアリア”とか“ベルガンサのスペイン歌曲”とかもあり、既存レーベルの虚を突く・アナをゆく方針が 痛快に感じられた事を思い出しました。
極美品です。ブリリアント盤ですが、私が気づいた時には既に廃盤でした。仕方がないので、少し頑張って未開封の新古品を求めました。本体 ブックレット ボックスとも 開封時のままだと思います。廉価盤には珍しく 全曲のイタリア語リブレット付きです。英語の対訳はありませんが、スマホでの翻訳が可能で、あるだけで何かと重宝だと思います。ボックスにのみ 紙ゆえの僅かなスリ感があります。ご本家レーベルのセットも 廃盤らしいです。
ブリリアントが、DG EMI アクサンなどからの正式貸借で廉価ボックスをバンバン発売していた時期の品です。あんがい短期間のうちにすべて廃盤になった模様ですが、どうしてあんなスゴイ事が出来たのか不思議です。大手レーベルの経営が あれでガタガタになったのか、すでにガタガタだからあんなことをしたのか いまだに良く分かりません。
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