
御存知!名手故Cozy Powell/Mo Foster/Nick Magnus等参加 名手Ray Fenwick主導のロック・セッション・プロジェクト「Forcefield」国内盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは興味深い名手揃い。
Ray Fenwick(G、Key ex-The Spencer Davis Group、Tony Ashton & Jon Lordセッション、Ian Gillan Band等)、故Cozy Powell(Ds、ex-The Sorcerers、Ace Kefford Standard、Big Bertha、
第二期Jeff Beck Group、Bedlam、Cozy Powell's Hammer、Rainbow、MSG、Whitesnake、Emerson, Lake & Powell、後にGary Mooreセッション、Black Sabbath、Brian May、Colin Blunstoneセッション等)、
Mo Foster(B、ex-Affinity、Jeff Beck、RMS、Ray Russell/Gary Mooreセッション等)、驚きのNick Magnus(Key、ex-Steve Hackett Band等)、
Neil Murray(B、一曲のみ ex-Hanson”Magic Dragon”、Gilgamesh、National Health、ColosseumⅡ、Whitesnake、VowWow、Black Sabbath、Brian May、Dave Shaman/MSGセッション他)、
Pete Prescott(Vo、後にPassion Play等)、Chris Cozens(Key、一曲のみ)、Barry St. John(B-vo、一曲のみVo)となります。
プロデュースはRay Fenwickとなります(先行シングルの”Smoke on the Water”のみ”Ike Nossel”との共同プロデュース)。
1987年6月英国ロンドン”PRT Studios”での制作となります。
故Cozy Powell曰く「Ray Fenwickのプロジェクト」との事。
Ray Fenwickが「著名ミュージシャンによるロック・セッション・プロジェクト」を立案。
レコード会社にアプローチしたところ、当時かの「Far Corporation」プロジェクトがヨーロッパ圏で結構なヒットを記録した事があり、レコード会社が興味を示し、契約を締結。
(”Far Corporation”は、英国人ポピュラー系著名プロデューサーFrank Farian主導のプロジェクト。
Steve Lukather /Simom Phillips/Bobby Kimball等Toto関連著名名手ミュージシャンや名手Robin McAuley、ドイツ系セッション・ミュージシャン等参加。
かのLed Zeppelin名曲”Stairway to Heaven”のリメイクの大ヒットで知られる)
ヴォーカリスト中心にミュージシャン人選に乗り出しますが、当時かの”Emerson, Lake & Powell”崩壊で多額の負債を多い、無記名録音セッション(笑....”B”でしたか?)を含め多々セッションに参加、
Ray FenwickのThe Spencer Davis Group時代の同僚名手”Pete York”ともドイツで活動を行い、負債解消に勤しんでいた旧知の名手故Cozy Powellに注目する事となります。
(”Emerson, Lake & Powell”は二作制作に二回のワールド・ツアー契約でございましたが、一度のみで崩壊。そもそも故Cozy Powell4作目のソロ(当時の)最終契約を基とする契約で故Cozy Powellにも違約金が多々発生の模様)
故Cozy Powellは英国/ヨーロッパ圏、日本では著名なミュージシャンで輝かしい経歴を誇るミュージシャンではございます。
仕事の正確さ・早さのみならず、様々なバンド/プロジェクトでのかなり優秀な纏め役としても知られ頼られている事があり、超一流どころの強い人脈でも知られる人物。
Ray Fenwickはそれらを鑑みた感が有り、演奏参加のみならずコーディネーターとしてプロジェクト参加を依頼する事となります。
故Cozy Powellは参加を承諾。Ray Fenwickと共にプロジェクトの具体化に乗り出す事となります...................
(Ray Fenwickはレコード会社との折衝、プロジェクトのスケジュール・金銭そして音楽の質の管理を中心に。故Cozy Powellはミュージシャン人選にスタジオ等々の手配を中心に、と役割分担を行った感がございます...............)
かの”Far Corporation”の成功に倣ったレコード会社の要望で、著名ロック・スタンダード楽曲中心に新曲を加える事で同意。
まず手始めにかのDeep Purpleの名曲”Smoke on the Water”を録音制作し、リリース。
かなりの反響を得た事で、本格的に制作に乗り出す.....................という感がございます..............................
(”Ike Nossel”という人物はポピュラー系著名プロデューサーの模様でございます。
レコード会社側による御目付役の感が有り、プロジェクト本格制作開始に当たり、方向性の監視役という感がございます。基礎制作を見届け確認の上でRay Fenwickに託す、という感が窺えます..............)
さて今作。
HR/HMというよりは、正直その要素を取り込んだ(日本で言う)”A.O.R.”という音楽性でございます。
そもそもRay FenwickはかのRoger Gloverが手掛けた”The Spencer Davis Group”の名盤”Living in a Back Street”や”Ian Gillan Band”4作等々参加でHR/HMファンに知られる人物ではございます。
Ray Fenwick在籍時”The Spencer Davis Group”やそのIan Gillan Band自体が”ブリティッシュ・クロスオーヴァー”系の音楽性で、後者はHRの要素を持ち込んだ感のある音楽性でございます。
故Cozy Powell参加ではございますが、そもそもがRay Fenwick主導のプロジェクトという事でその音楽性に沿ったもの。
ここでは音響含め八十年代特有の洗練さが加わったものとなっております。
カバー楽曲のアレンジもそれに沿った感が有り、”クロスオーヴァー”~”A.O.R.”系の非常に洗練されたもの(高品質とは言え、結構ベタな選曲/アレンジの感がございますが................)。
時代を感じさせるものでございます。
肝心の故Cozy Powellの演奏でございますが.....................
良心的なもので見せ場もございますが、その音楽性に沿った演奏で案外シンプルなもの。
当時故Cozy Powellは「無記名録音セッション」に精を出していた事が影響している感がございます。
この時代(特定の音楽性に自己の確固たる演奏個性を嵌め込み、それによって楽曲の質を数段上げる手法含め)自己の演奏個性を強く抑える様に様々な録音セッション時に指示を受けていた感が有り、
その影響から、この”Forcefield”がRay Fenwick主導のプロジェクトであり音楽性の有り方も考慮した上で演奏を行っている感がございます。
先行シングルが大好評という事があり、今作リリース後は案外良いセールスを記録。
そもそもが一回限りの制作契約ではあったものの、この成果から契約継続が決定する事となります......................
故Cozy Powellとしては演奏含め御仕事という感があった今作。
Ray Fenwickのプロジェクトとは言え、片腕的な重要な役割を果たしていた事や自身の貢献が今作の成功に繋がったという自負もあり、
次作では発言を強め、故Cozy Powell自身が納得出来る音楽性へ移行していく事となります....................................
この”Forcefield”と並行してRay Fenwickは別のセッション・プロジェクト企画で作品制作を行う事となります。
”Minute by Minute”というジャズ/フュージョン絡みのプロジェクトではございますが、演奏に故Cozy Powellが駆り出される事となります。
その参加楽曲で共演したのが、何と!かなりの才色兼備で知られるかの名手”Candy Dulfer”!
非常に興味深い共演ではございます....................................
(故Cozy Powellは「ワン・スタイル・ドラマー」と揶揄されますが、後に若手ドラマー向けの指導企画で歴史的名手巨匠Peter Erskine(ex-Weather Report、Jaco Pastorius”Word of Mouth”、渡辺貞夫等々)と邂逅。
曰くは「様々なスタイルの演奏や様々な音楽のスタイルをがある事を熟知している」との事でございます................
今作共にそれを窺わせる活動ではございます........................)
現在では入手が困難。この機会に是非。