第1回 東京ゲームショウ'96 公式ガイドブック
電撃特別編集
主催:社団法人コンピューターエンターテイメント ソフトウェア協会（CESA）
210mm ×258mm 107ページ カラー

状態
表紙、裏表紙にわずかに擦り傷があります。中面は特に気になるとこもなく 概ね綺麗な状態です。

日本のゲーム史が動いた瞬間。記念すべき「第1回」の熱気がここに。
1996年8月22日〜24日、東京ビッグサイトで初めて開催された「東京ゲームショウ'96（TGS'96）」の公式ガイドブックです。
プレイステーション、セガサターン、NINTENDO64による「次世代機戦争」が最も激化していた時代の空気をそのまま閉じ込めた、資料的価値の高い一冊です。

概要
1. 伝説の「第1回」開催
CESA（コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会）が主催する初の本格的なゲームショウとしての幕開け。巻頭には当時のCESA会長であり、コナミの創業者である上月景正氏の挨拶が掲載されており、業界団結の歴史的瞬間が刻まれています。
2. 黄金期のソフトラインナップ（広告・カタログ）
誌面を飾る広告やカタログには、今や伝説となったタイトルが並んでいます。
『女神異聞録ペルソナ』： アトラスの看板RPGの記念すべき第1作目の巨大広告（9月20日発売予定となっている点が貴重）。
『サクラ大戦』『バーチャコップ2』： セガサターン全盛期の勢いを感じさせる裏表紙。
『エネミー・ゼロ』： 飯野賢治氏率いるワープの話題作。
3. 豪華すぎるカンファレンス登壇者
「CONFERENCE」のページには、日本のゲーム業界を築き上げたレジェンドたちの名前が並んでいます。
「ジャパニーズ・ドリームを語ろう」： 襟川陽一氏（光栄）、仁井谷正充氏（コンパイル）、福島康博氏（エニックス）、宮路洋一氏（ゲームアーツ）など、当時の各社トップが一堂に会した奇跡的な記録です。
4. 当時の勢力図が見える「会場レイアウト図」
「スクウェア」と「エニックス」がまだ別々の巨大ブースを構え、「コンパイル」が黄金期の輝きを放って大きなスペースを取っているなど、1996年当時の業界勢力図がこの地図一枚から読み取れます。

【掲載内容の抜粋】
開催概要・ご挨拶
出展ソフトカタログ（N64, PS, SS, SFC, GBなど全350タイトル以上）
会場レイアウト図（東1・2ホール）
特別講演・カンファレンススケジュール
各種ゲーム広告（アトラス、セガ、ハドソン等）

【おすすめの対象】
レトロゲームコレクターの方
90年代のゲーム業界史に関心がある方
当時の「次世代機戦争」の熱狂を懐かしみたい方