京本大我主演のミュージカル『musical ONCE』の原作となったアイルランド映画『ONCE ダブリンの街角で』のブルーレイです。
レンタル落ちではありません。
あらすじ
ダブリンのストリート・ミュージシャンである30代の"男"(演:グレン・ハンサード)は商店街であるグラフトン・ストリートでギターの弾き語りをしているがなかなか成功に結びつかない。ある日"男"の音楽に惹かれ、チェコ移民である花売りの"女"(演:マルケタ・イルグロヴァ)が曲や恋人について彼に話しかける。"男"が音楽活動の他に、実家で掃除機の修理をしていると聞いて喜び、"女"は壊れた掃除機の修理を依頼する。
翌日"女"は掃除機を持って現れ、ふたりは自らの生い立ちや人生を語る。途中彼女が定期的にピアノを借りている楽器店へ寄り道し、"男"は"女"に自分の曲を教え、一緒に演奏する (Falling Slowly)。"男"は実家の店に向かうバスの中で、長年交際した女性が彼を騙して出て行ったことを音楽に乗せて答える (Broken Hearted Hoover Fixer Sucker Guy)。店で"女"は"男"の父親(演:ビル・ホドネット)に会う。"男"は"女"を2階の自室に誘うが、"男"が泊まっていってほしいと言うと"女"は怒って出て行く。
翌日仲直りをし、"男"は自分の曲を"女"に渡す。"女"は"男"を自宅での夕食に招待し、"男"は彼女にチェコに残してきた夫がおり、娘と"女"の母親(演:ダヌシュ・クトレストヴァ)と同居していることを知る。"女"は"男"の帰宅後にCDを聴き、曲の1つに作詞をして "If You Want Me" と名付ける。"女"は道を歩きながら、あるいは即興でそれぞれが演奏するパーティなどで歌い練習する(Gold 他)。
"男"はロンドンへ行った元彼女(演:マルチェラ・ブランケット)のことを思い返し、「変っていく君に追いつけない」という "Lies" という曲を作曲する。"女"は"男"に彼女を取り戻すよう応援する。彼はロンドンへ向かうことを決心し、デモテープを持っていくために"女"に共にレコーディングしてくれることを頼む。
"男"の父親のバイクで海を見に行き、"男"が"女"に別居中の夫を今も愛しているのか尋ねると、"女"はチェコ語で "Miluju tebe" と答えるが、はにかみながら今何と言ったのか訳すのを拒否する。他のストリート・ミュージシャン(演:ゲラルド・ヘンドリック、アラスター・フォーリー、ヒュー・ウォルシュ)をバンドに迎え、レコーディングに向かう。彼らは1曲目When Your Mind's Made Up を演奏するとすぐに、小バカにしていたエンジニアのエイモン(演:ゲオフ・ミノゲ)に好印象を与える。明け方、10分の休憩中に"女"は空いている別スタジオでボールドウィンのピアノを見つけ、"女"が作曲した曲を"男"に弾いて聴かせる (The Hill) 。収録は一晩中続き、一行はエイモンの車で曲を聴きながら海岸へ向かう。
"男"が"女"の家の近所まで送ると、"女"は夫がダブリンに来て同居することを明かす。"男"はダブリンでの最後の夜を彼女と過ごしたいと語るが、"女"は「間違いがあるかもしれず」良くないアイデア(hanky-panky)だと拒絶する。"男"が父親にデモテープを聴かせると、父親は"男"のロンドンへの移住を経済的に支援してくれる。空港に行く前、"男"は"女"のためにチェコ・ペトロフ製のピアノを購入して自宅に届けさせる。その後、元彼女に電話をすると、元彼女は彼の到着を喜ぶ。一方ダブリンでは、"女"の夫(演:Senan Haugh)がダブリンに引っ越してきて同居を開始する。
キャスト
男 - グレン・ハンサード
女 - マルケタ・イルグロヴァ
ティミー(ドラマー) - ヒュー・ウォルシュ
リード(ギタリスト) - ゲリー・ヘンドリック
ベーシスト - アラスター・フォーリー
エイモン - ゲオフ・ミノゲ
男の父親 - ビル・ホドネット
女の母親 - ダヌシュ・クトレストヴァ
ヘロイン中毒者 - ダレン・ヒーリー
ビル - マル・ワイト
昔の女 - マルチェラ・プランケット
ボブ - ニーアル・クリアリー
スタッフ
監督 - ジョン・カーニー
製作 - マルティナ・ニーランド
製作総指揮 - デヴィッド・コリンズ
脚本 - ジョン・カーニー
撮影 - ティム・フレミング
プロダクションデザイン - タマラ・コンボイ
衣装デザイン - ティツィアーナ・コルヴィシエリ
編集 - ポール・ミューレン