
陳舜臣著、「中国歴史の旅 《陳舜臣 中国ライブラリー24》」です。名作3編;『北京の旅』、『中国やきもの紀行 景德鎮』、『中国歴史の旅』を収録。集英社刊、読みやすいハードカバーです。定価2,800円(税別)。状態は、未使用に近く、非常に良好です。送料は、レターパックプラスで600円です。
★内容: 五千年の歴史を秘めた広大な中国の旅。馥郁たる陳舜臣紀行文学の風韻。千山万水、古今に青し。はるかに英雄を想えば、地もまた霊なり。北京、万里長城、洛陽、西安、甘粛、新疆、四川、南京、蘇州、上海、杭州、湖南、湖北、福建、桂林、広州・・・ etc. 文化と暮しを知的で詩情豊かに書き綴る紀行名作3編。
『北京の旅』
『中国やきもの紀行 景德鎮』
『中国歴史の旅』
「・・・これはじつに貴重な本だ。私などがいまさら紹介させ いただくまでもないが、行く先々の土地について、過去に蓄積された人々のいとなみがすべて記されている。ただ記されているだけではない、平明達意、滋味あふれる名文は、数千年前に生を終えて土に還ったはずの人々の息吹を、今日に伝えてくれるのだ。ただこまかい記述というだけなら、もっと分厚い、掲載件数の多いガイドブックがいくらでもある。そんなところにまともな旅行者が行くのかい、といいたくなるような 「穴場」でも、その種の本には記述されている。だが、そのような本は、陳先生の紀行文によってもたらされる深い安心感を、けっして与えてはくれない。(中略)陳先生の紀行文のなかでは、過去が現在のなかに息づいている。夕暮れの北京の胡同(フートン)で遊びまわる子供たちの声や、西の砂漠をこえて長安にたどりついた胡人の汗の匂いまでが、行間からただよってくる。一行の記述、一枚の紙を通して、過去が現在に語りかけてくる。つまるところ、千年前にこの道を歩いていたのも、自分たちとおなじ人間なのだ、ということを、感じずにいられない。それこそが 文章の力というものであろう」(作家・田中芳樹)
★著者、陳 舜臣は1924年、神戸生まれ。大阪外語印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。1961年『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。その後も、『青玉獅子香炉』で直木賞、『王嶺よふたたび』・『孔雀の道』で日本推理作家協会賞、『実録アヘン戦争』で毎日出版文化賞、『敦煌の旅』で大仏次郎賞、『茶事遍路』で読売文学賞(随筆・紀行賞)、『諸葛孔明』で吉川英治文学賞・朝日賞、1995年には「作家としての業績」により日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員。勲三等瑞宝章。他に著書として『曹操』、『秘本三国志』、『耶律楚材』、『阿片戦争』、『太平天国』、『天球は翔ける』、『江は流れず』、『桃花流水』、『琉球の風』、『中国の歴史』、『小説十八史略』、『青山一髪』など多数ある。2015年死去(享年90)。従四位追叙。
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