1970年仏・伊・西独合作「暗殺の森」と1978年フランス映画「青いベルベットの少女」のオリジナル・サウンド・トラック盤。
★暗殺の森~第二次世界大戦前夜のローマとパリを舞台に、レイプ被害や児童による殺人といった個人的な心理的理由によって動機づけられたファシズムへの固執を詳細に分析したものである。過剰なほどの適応欲求からファシスト政権下のイタリアの秘密警察に入隊する順応主義者マルチェロ・クレリチは、ファシスト党に入党したり、結婚したり、イタリア社会、教会、ムッソリーニ政権の期待に従ったりすることで、疑似正常世界に溶け込み、これらのトラウマを消し去ろうとする試みを決してやめない。幼い頃のある事件を心に秘めた青年が「優柔不断なファシスト」になっていく姿を描く。
監督:「殺し」「ラストタンゴ・イン・パリ」「1900年」「ラストエンペラー」「魅せられて」「ドリーマーズ」のベルナルド・ベルトルッチ。
出演:「男と女」「殺しが静かにやって来る」「女性上位時代」「狼は天使の匂い」のジャン=ルイ・トランティニャン、「イタリア式離婚狂想曲」「誘惑されて棄てられて」「タヒチの男」「アルフレード アルフレード」のステファニア・サンドレッリ、「悲しみの青春」「マッキントッシュの男」「沈黙の官能」「ルー・サロメ/善悪の彼岸」のドミニク・サンダ。
★青いベルベットの少女 ~戦争中、オーストリアのユダヤ人外科医がカテーダジュールの別荘に避難します。そこでイタリア人ピアニストを看護し、彼の愛人フランチェスカ・モディリアーニ伯爵夫人と出会い、彼女は医師のことを好きになります。しかし、年老いた医師は、まだ13歳のフランチェスカの娘ローラに恋します。
監督:「姿なき訪問者」「逢いびき」「危険な愛の季節」「戦場の罠」のアラン・ブリッジス。
出演:「最後の晩餐」「地獄の貴婦人」「友情」「パッション」のミシェル・ピッコリ、「思春の森」「シャドー」「インテルビスタ」「金曜日の別荘で」のララ・ウェンデル、「ブーベの恋人」「ウエスタン」「SOS北極.../赤いテント」「ラ・スクムーン」の クラウディア・カルディナーレ、「茂みの中の欲望」「ロビンとマリアン」「さすらいの航海」「ブラジルから来た少年」のデンホルム・エリオット。
音楽は、2作品とも、「ピアニストを撃て」「突然炎のごとく」「リオの男」「ビバ!マリア」「わが命つきるとも」「まぼろしの市街戦」「イルカの日」「リトル・ロマンス」のジョルジュ・ドルリュー。
このカップリングのテーマは、「不条理」と「理不尽」。この難しいテーマを巨匠ジョルジュ・ドルリューは、みごとに傑作に仕上げています。「青いベルベットの少女」は、世界初音源化(11曲)。対する「暗殺の森」は、原盤12曲に大増曲されたボーナス・トラックが6曲、全18曲の完全盤になります。
本品は、2013年に仏Music Box Records より、500枚限定で発売され、即完売・廃盤になった、超貴重な新品未開封盤になります。
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