
状態はかなり綺麗です。
昭和59年頃新幹線博多開業10周年、山陽本線新井口駅開業を迎える広島鉄道管理局と、開局15周年を広島ホームテレビが開催した。鉄道博のパンフレットです。 新幹線博多開業10周年(1985年3月10日) 1975年(昭和50年)に山陽新幹線が博多まで全線開業してから10周年を迎えました。広島鉄道管理局では、これを記念して広島駅などで「記念入場券」の発売や記念メダルの製作、記念行事が行われました。 山陽本線 新井口駅の開業(1985年3月14日) 広島鉄道管理局管内における国鉄末期の新駅設置として、山陽本線の新井口駅(しんいのくちえき)が開業しました。この駅は、広島電鉄の商工センター入口駅(旧・井口病院前駅)に隣接する形で設置されました。 「鉄道博」の開催(1984年頃) 広島鉄道管理局と広島ホームテレビ(開局15周年)の共催により、これら新幹線博多開業10周年や新井口駅開業を記念した「鉄道博」が開催されました。 これらの出来事は、国鉄が分割民営化(1987年)を迎える直前の時期にあたり、地域密着型のサービス向上や記念行事を通じた利用促進が積極的に行われていた時代を象徴しています。
1. 広島鉄道管理局:新幹線10周年と新井口駅開業
昭和60年(1985年)3月は、広島の鉄道史において非常に重要な月でした。
山陽新幹線 博多開業10周年(3月10日): 1975年に新幹線が岡山から博多まで延伸し、全線開業してから10年。パンフレットでは、それまでの輸送実績や、当時の主力車両である0系の功績、さらには将来の新型車両(100系など)への展望が語られていました。
山陽本線 新井口(しんいのくち)駅開業(3月14日): 広島市西部開発の一環として、請願駅として誕生しました。当時、付近では「商工センター」の整備が進んでおり、後の「アルパーク」開業(1990年)へ続く街づくりの要となりました。
パンフレットの内容: 「伸びゆく広島の鉄道」といったテーマで、新駅の構造図や、新幹線のあゆみ、当時の国鉄広島局のネットワークを紹介する地図などが掲載されていました。
2. 開局15周年記念「広島鉄道博」
この博覧会は、**広島ホームテレビ(当時:UHT / 広島放送)**の開局15周年を記念した大型イベントです。
パンフレットの構成と見どころ
お手元のパンフレット(あるいは記憶にある資料)には、以下のような内容が含まれているはずです。
表紙: 当時の最新鋭だった「100系新幹線(プロトタイプ)」や、蒸気機関車、あるいは博覧会のマスコットキャラクターのイラスト。
広島駅周辺の変遷: 被爆からの復興と、鉄道の果たした役割についての特集。
未来の鉄道: 当時夢の乗り物だったリニアモーターカー(HSSTやMLU001)の紹介。
記念スタンプ欄: 博覧会会場や、新井口駅に設置されていた記念スタンプを捺すためのページ。
歴史的背景: この数年後の1987年には国鉄分割民営化が控えていました。「広島鉄道管理局」という名称自体が、JR西日本へと変わる直前の、国鉄最後の輝きを放っていた時代の貴重な記録といえます。