
紙ジャケット ライトハウス ピーシング・イット・オール・トゥギャザー LIGHTHOUSE Peacing It All Together 紙ジャケ 南無妙法蓮華経
VSCD-2521 ブラス・ロック
盤面ジャケット共に良好です。
≪beatball≫1970年にリリースされたサード・アルバムにしてRCA最後のアルバム。ニューヨーク録音。(原盤:RCA LSP-4325)。
11曲 全てがスキップ・プロコップ、ポール・ホファートらによるオリジナル曲で占められ、東洋趣味の「南無妙法蓮華経」ほか、ジャズ・ロックからフォーク・ロック、カリフォルニア・サイケ、カントリー・ロック等、自由でヒップな感覚溢れる意欲作。プロコップ、ホファートのほか、ピアニストでRCAのハウス・プロデューサー、マイク・リプスキンとの共同プロデュース。
アル・クーパー、マイク・ブルームフィールドのスーパー・セッション・ライヴ『フィルモアの奇跡』でドラムを担当した元ポーパーズ のスキップ・プロコップ とトニー・コジネクのプロデューサーでもあったキーボード奏者ポール・ホファート 、ギタリストのラルフ・コールらが中心となり、1968年にカナダのトロントで結成された13人から成る大所帯のブラス・ロック・バンド。メンバーにヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ等のストリングスも含む編成はほかのブラス・ロック・バンドと一線を画す、彼らの大きな特色で、ブラッド・スウェット&ティアーズ、シカゴへのカナダからの回答とも言われ、60年代末~70年代にかけて活躍した。1969年にRCAレコードからレコード・デビュー、3枚のアルバムを発表、ロック、ジャズ、ポップ、クラシック音楽等のブレンドによる斬新なサウンドは高い評価を集めた。1970年に大阪で開かれた世界万国博覧会にカナダ代表として来日、コンサートを行なったのはロック・ファンの間で今も語り種になっている。そこで出会った日本のフラワー・トラヴェリング・バンドの海外進出に一役買ったのも彼らだった。FTBの最初の2枚のアルバムのプロデュースはポール・ホファートのプロデュース。1971年にはGRTレコードに移籍、「One Fine Morning」(1971年、全米24位)、「Sunny Days」(1972年、全米34位)等のトップ40ヒットを放ち、世界的に人気を博す。圧倒的な演奏テクニックと一糸乱れぬアンサンブルでライヴ・バンドとして定評の高かった彼らは、フィルモア・イースト、フィルモア・ウェスト、ニューポート・ジャズ・フェスのほかイギリスのワイト島フェスティヴァルにも2度出演、ニューヨークのカーネギー・ホールで行なわれたライヴを収録したアルバム『Lighthouse Live』(1972年リリース)はカナダ出身のアーティストとして初のプラティナ・アディスクに認定されている。カナダのグラミー賞と言われるジュノー賞で最優秀ロック・バンド賞等を4度受賞、カナダの国民的バンドとして愛され、現在もライヴ活動を続けている。オリジナル・メンバーでサックス奏者のハワード・ショーは、その後、『羊たちの沈黙』、『ロード・オブ・ザ・リングス』ほか多くの音楽を手がけ、アカデミー/ゴールデン・グローブ/グラミーの各賞を受賞、映画音楽の巨匠として知られている。
解説:長門芳郎
VSCD2521 (JAN 4540399260563)
CD 紙ジャケ 帯付き輸入盤
2012年2月8日発売
税込定価2,750円