1日曜日の午後
渋みと甘みがバランスよくとけあった声を聴かせるスガシカオ。リズム隊も同様に激しくもしなやかな面持ちを保ちながら、ダンサブルなグルーヴを創り上げている。自然に染み込んでくる爽快な躍動感が堪らなく気持ちいい。
2ストーリー
恋人との歩みはいくつもの壁や違和感の連続だ。それを乗り越えるため、心に刻まれたお互いの「願い」を信じ、まだ見ぬ明日へと歩んでいく。これでもかと「愛」の力強さと希望に満ちた心境を描いた、物語性あふれるナンバー。
3愛について
数多くのバラードを歌うスガシカオが、ストレートに愛を語るナンバー。「おびえることは何もない」と深い包容力ある声で伝え、聴き手を優しく抱きしめる。日差しのように温かい穏やかなメロディも心地良い。
4ひとりごと
緩やかで心地よいリズムの中に、煌びやかなピアノの音色。切なくも美しいメロディに乗せて、君へ見せる虚勢とその場しのぎのいいかげんな行動に後悔するものの、何ひとつ正せない己に落胆する心情を吐き出している。
5たいくつ/ゆううつ
濃厚なギター・サウンドがうねるイントロから、重みがあるドラムにベースと、耳に絡みつくようなサウンドが「ゆううつ」な世界を表わしている。「飛べるでしょうか」と歌うサビでは、もがきながらもその世界から脱出する姿が見えてくる。
6リンゴ・ジュース
性急なリズムに乗る緩やかで繊細なギター・サウンドのイントロが印象的。サビにかけて大胆に導入されるトランペットやトロンボーンが、アダルトな世界観を感じさせるサウンドを演出。渋みがかったスガシカオの歌声とも絶妙に絡み合っている。
7Happy Birthday
どこか遠くの街にいるあの人を想い、繊細で流麗なアコースティックなメロディに乗せて歌われるナンバー。全体を冷気が包み込んでいるような感触が伝わるサウンドは、目の前に居ない寂しさ、孤独さを描写している。
8このところ ちょっと
「しばらくごぶさたしていますが いかがお過ごしでしょうか」という冒頭から、手紙をリズミカルに読み上げていくユニークな曲。音信不通状態による不安を、手紙へと託す内容が非常にコミカルに描かれている。
9バクダン・ジュース (生タイプ)
生楽器にエレクトロ・サウンドを絡めた多彩なメロディに乗せ、人間関係、仕事、日々の生活とあらゆる事象で経験する不都合を「バクダン・ジュース」で溶かしてしまえ、と歌うナンバー。それを、スガシカオが歌うと、誰もが欲しがるジュースに思えてくるから不思議。
10お別れにむけて
別れても、記憶に存在する愛しい人との思い出。過去を振り返ると思い出される謝罪と後悔の念を、ゆったりと流れるメロディに重ねていく。そのメロディが夕焼けのように染み込み、涙腺を刺激していく。