ジャパンの2枚目となる'79年作品です。
この2ndを含む初期2作は、いわゆるジャパン・サウンドが確立する前の過渡期的な作品とされ、ファンからの評価や注目度も総じて低いばかりか、当のデビッド・シルビアンに至っては無かったことにしてしまいたい、とさえ言ったとされる不遇な作品ですが、当方としては4th『孤独の影』と並び、彼らの作品の中では最も好きなアルバムです。
1stの時点では確かにスタイルやファッション面ばかりで肝心の中身が全く伴っていなかったのが、この2ndでは各楽曲群のクオリティーが格段に向上したばかりか、サウンド面ではまだパンク色を残すなか、いち早くレゲエの要素も採り入れ、これが後期ジャパンに繋がる冷徹で覚醒的なムードとも相まって、当時のUKポストパンク~NW勢の中でも実は最先端を行く音を出していたのがこの作品だったのではないかと思います。
中でもM-2「熱きローデシア」は最もレゲエ色が強いナンバーですが、ロブ・ディーンの歪んだカッティングがもうやたらとカッコよく、そこにシルビアンの熱にうなされたような退廃的なボーカルとミック・カーンの重く無機質にうねるフレットレス・ベースが絡むと、これはジャパン流のレゲエ・パンクといった唯一無比のカッコ良さで、百花繚乱/何でもありだったパンク~NW全盛の時代にあってなお、レゲエという音楽をここまで冷たく、かつグラマラスに演ったのは、この時期の彼らを於いて他には無かったのではないでしょうか?
他にもM-8「愛の住人」では早くも彼ら独壇場のインストが展開されるなど、いわゆる「ジャパンらしさ」も横溢しており、「ライフ・イン・トーキョー」ほど吹っ切れず、どこか中途半端なエレポップ路線に終わった感もあった次作『クワイエット・ライフ』と比較しても、この2ndの存在は傑出していると思います。
なんと、既に半世紀近く前の作品ですが、未聴の方はもちろん、暫く遠ざかっているという方もこの機会に是非是非如何でしょうか?
品の状態は次のとおりであり、プラケースが経年並であることを除けば、盤・ジャケットとも良好な状態と思います。
なお、本CDは'86年にビクター音産からリリースされた本作初となる国内盤CDで、内容ともども大変貴重な品と思います。
■規格:国内盤('78年作品/'86年ビクター音楽産業国内初回盤VDP-1154/定価\3,008税3%)
■盤質:良好(無傷)
■ジャケット:良好
■帯:あり(背中部分が僅かに色褪せ)
■ケース:並(経年のスレ・傷あり)
■その他:歌詞・解説付き
送付方法はクリックポスト便(補償なし\185)、お支払い方法はヤフーかんたん決済にてお願いいたします。
なお、再生不能時以外のクレーム、ご返品はご容赦頂くようお願いいたします。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。