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【商品の説明】
タイトル：はじめての楽譜　単行本　音楽・ピアノ読み方　書き方　作曲

著者：吉田眞由美

発行：2002年1月10日発行

発行者：永岡修一

会社名：株式会社永岡書店

本文イラスト：清水千尋

はじめに：私たちの周りには、人の話し声や物のぶつかる音、鳥のさえずりや川のせせらぎなど、実にさまざまな音があります。こういった、突然耳に飛び込んできたり、自然と流れている日常の音に比べて、楽器の演奏や歌などの音楽は、私たちを強く引きつけます。その違いは、いったいどこにあるのでしょうか？まず、音そのものの美しさに違いがあります。一部の打楽器をのぞく、楽器の音や歌声は、規則性のある振動が続くことによって出る「楽音」と呼ばれる音で、日常の雑多な音とは区別されています。つまり、統一感のある選ばれた音たちが、つくり出しているのが音楽なのです。また、音楽には、身体的な快感を呼び覚ます心地よい音の刻み(リズム)、私たちの感情を揺り動かす旋律(メロディー)、心の広がりや充足感を与えてくれる豊かな音の響き(ハーモニー)があります。この3つは1つの曲を編成する大切な要素で、音楽の3要素ともいわれるものです。3要素の織りなす彩が、美しい音を美しい曲に仕上げているのです。どうしてそのようなことができるのか、興味津々だとは思いますが、くわしいことは、本文のほうでじっくりと説明することにしましょう。そして、この「時間の芸術」といわれる、目に見えない美しい音楽をかたちにして、同じような条件で繰り返し演奏できるようにしたものが「楽譜」です。楽譜には、再び同じものをつくり上げるという、設計図のような働きと、演奏の条件や曲の性格、表現したいことを説明するという、映画のシナリオのような働きがあります。楽譜に使われる記号や用語は、いわば音楽の世界へ導く暗号です。本書では段階を追って、音楽と楽譜の関係をわかりやすく説明し、暗号を1つずつ解いていきます。思いだったが吉日、「楽譜なんてめんどうくさい」と思わずに、まずはチャレンジしてみましょう！あなたの音楽の世界が、暗号を1つ解くたびに広がっていきます。

【商品の状態】
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