JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.83■今、日本のジャズは面白いところに来ている ボヘミアンブードゥー
1. bohemianvoodoo echoes
今、日本のジャズは面白いところに来ている
その実感を味わって欲しい
ジャズに新たな潮流が次々と生まれてくる中、独自の世界観と音楽性で活躍してきたbohemianvoodoo(ボヘミアンブードゥー)が、その活動の集大成とも言えるライヴ録音・映像収録作『echoes(エコーズ)』を発表した。「自由」「音楽がもたらす喜び」をバンド名にした彼らがライヴでの聴衆とのコール&レスポンスで生まれる響きや残響を意味したという新作。自由にジャズと向き合い、ファンに喜びをもたらす音楽を刻み込んできた彼らが現在進行形の思いを語る。
2. カッティングエッジなサウンドでセロニアス・モンクを甦らせる
山中千尋、2017年の挑戦
ジャズの伝統をリスペクトしながら、イノベイティブな姿勢でジャズ史に新たなページを刻み続けてきた山中千尋が、今回テーマに選んだのは鬼才セロニアス・モンク。数々のオマージュを受けてきたモンクだが、山中はモンクをなぞるようなことは決してしない。根源的な意味でのモンクの音楽や、モンクが持っていた世界観や音楽に対する誠実性とか信頼というものまでをも表現しているのだ。強烈にカッティングエッジなメンバーを起用したこの新たな挑戦とはいかなるものか。我々は山中の深遠な音楽世界へと踏み込んだ。
3. デビュー35周年記念アルバム 音楽と私
原田知世
1982年の『セーラー服と機関銃』に主演して以来今年でデビュー35周年を迎える原田知世。女優として、シンガーとして第一線で活躍を続けてきた原田が応援してくれてきたファンに届けたいという想いで吹き込んだアニバーサリー・アルバムがリリースされる。通り過ぎていく時間のなかで、凛とした輝きを放ち続ける原田に「音楽と私」を聞いた。
4. MAY INOUE STEREO CHAMP
井上銘
疾走するギタリスト そのボーダーレスな感性
井上銘が3年ぶりの新作『STEREO CHAMP』をリリースした。コンテンポラリー・ジャズ的な色が強かった過去の2作と比べると、シンセが入ったり、多彩なエフェクトがあったりと、一聴して大きな変化が見て取れる。近年は、CRCK/LCKSへの参加など、彼の振れ幅が大きくなってきた活動が反映されたものとも言える。若手ジャズ・ギタリストのトップランナーは今、どんなことを考えてこの作品を作ったのか。また現在のジャズ・シーンをどう見ているのか。そんな話を聞いてみた。
5. from 1959 SHORO CLUB 回春行脚を行う3人の猛者~大友良英、不破大輔、芳垣安洋
大友良英、不破大輔、芳垣安洋。30年近くにわたって日本の音楽シーンをおもしろくしてきたビッグネーム3人がバンドを結成! これは事件だ! しかもバンド名が「ショローCLUB」(誤植にあらず)という脱力ぶりがまたすばらしい。意味深なタイトルがついた「回春行脚2016」ツアーでのライヴを収録したデビュー『from 1959/SHORO CLUB』のリリースを機に、1959年生まれの素敵で獰猛な「ショロー」たちに話を聞いた。
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