
*商品について
謂わゆる黒大数と呼ばれている「大学への数学」(研文書院)の出版社である研文書院から出されていた同「大学への〜」シリーズの地学版『大学への地学(改訂増補版)』(高橋龍太郎/監修 土屋瑞樹,三好寿,佐藤良輔/編著)です。当時、東京帝国大学教授を務めていた地震学の権威・高橋龍太郎先生が監修されており、本文は、東大の地学研究会に所属していた土屋瑞樹先生、三好寿先生、佐藤良輔先生の三氏がそれぞれ、天文・測地・地球力学、気象・海洋・陸水、地質・地史・鉱物の各章をを分担執筆して出来たもののようです。執筆当時、恐らくまだ博士課程を修了したばかりの新進気鋭だった三氏自身も、のちに、東京大学や東京水産大学などで教授を務めるほどの立派な研究者になられています。序文を見れば分かる通り、1954年にそのオリジナル版が出版された本書は、1961年に大きな改訂がなされており、新たに各章に加筆増補された他、巻末に旧版にはない新たなページが10頁追加されているようです(今回出品するのは1967年の改訂増補16版)。出版社が研文書院にも関わらず扉(表紙を開いて一番最初に現れる、タイトル、出版社名、著者名などが記されているページ)の出版社名が「研文社版」と表記されているのは、恐らく、研文社が研文書院へ改名した時、本文の内容は研文社の頃のものをそのまま引き継いで使用していたためかと推察されます(奥付きの出版社名は「研文書院」になっている)。かなり希少な参考書で、現在(2025年11月13日時点)、・メルカリ・!フリマ・ショッピング・楽天ラクマ・楽天市場・Amazonなどの主要オンラインショッピング・フリマサイトにおいて、当方以外に本書を出品している者は1人も居ません。Amazonに至っては、その余りの希少性からか、未だに商品ページすら存在しないようです。したがって、オンライン上では現在ここ以外に入手する方法はないものと思われます。
商品名:大学への地学
監修者名:高橋龍太郎
編著者名:東大地学研究会(土屋瑞樹,三好寿,佐藤良輔)
出版社:研文書院(旧:研文社)
発行年:1967年9月10日
版・刷:改訂増補16版
総頁数:392頁
【目次】
*画像をご覧下さい。
*状態について
裸本(カバー無しの意)。全体的に経年による傷・汚れ・ヤケ・シミ等有り。黒・赤・青・朱色ボールペンによる書き込みが計73頁有り。奥付きのページに9cm大の破れ有り。
*商品の「同梱&値下げ」について
入札前に限り、商品の同梱、また、それに伴う配送料分の値下げが可能です。商品ページを一つにまとめて新しい商品として再出品する、という形で同梱を行うので、ご希望の方は、必ず入札前に質問欄よりお知らせ下さい。
(注:配送料分を値下げしなくてもいいから同梱したい、という方は、特に何もせずに単品で購入して頂ければ、が同梱依頼の画面を出してくれると思います。)
【例】
入札前に落札希望者が商品A(¥4000)と商品B(¥4000)の同梱を希望した。
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商品Aと商品Bを、別々に配送するよりも安くなる配送方法で配送可能なことが判明した。(→①.)
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出品者が、元の配送料よりも安くなった分(ここでは仮に¥100安くなったとする)だけ値下げした状態で商品Aと商品Bをまとめて一つとした商品Xを¥7900(=¥8000-¥100)で再出品した。
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落札希望者が商品を落札。
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以後、取引に進む。
*配送について
入札前に限り、ご希望のより高価な配送方法にも変更可能です。本来の送料¥210(こちら側が負担)(→②.)を超過した分だけ、商品を値上げさせていただく形で、購入者様にご負担していただくことになります。その場合、必ず入札前に質問欄よりお知らせ下さい。
【例】
入札前に落札希望者が「お手軽配送(ヤマト運輸)宅急便コンパクト(EAZY)」(→③.)での配送を希望した。
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出品者が本来の値段¥2000に元の配送料¥210を超過した分¥350(=¥560-¥210)を上乗せした値段¥2350で再出品した。
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落札希望者が商品を購入した。
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以後、取引に進む。
備考
①.同梱することで、元々の配送料より高くなるような組み合わせの商品の場合、同梱を承諾せず、そのままの状態での購入をお願いする可能性があります。ただし、購入者様に本来の送料の超過分をご負担頂けるのであれば、入札前に限り、本来の送料よりも値段が高い配送方法での同梱も可能です。
②.こちらの商品は特にご指定がない場合、「お手軽配送(ヤマト運輸)ネコポス」(¥210)で配送する予定です。
③「お手軽配送(ヤマト運輸)宅急便コンパクト(EAZY)」で配送する場合、送料は¥560(内,専用BOX代¥70)になるかと思われます。その他にご希望の配送方法がありましたら、その都度掛かる料金を回答致しますので、質問欄からお尋ね下さい。