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【251222】
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オスミウム osmium
・オスミウムの希少性
あまりにも流通量が希少でデータや研究量がない超希少金属です。プラチナは金ゴールドに対して17倍から20倍の希少性と言われますが、オスミウムは数万倍とも言われています。
・年間生産量の少なさ
オスミウムの世界年間生産量:0.1トン〜1トン未満
ただし、非常に硬く加工がしづらい、四酸化オスミウムの問題等があり、市場に出回る金属オスミウムはさらに限定的になります。
比較すると・・・
金:約3,000トン/年〜約3,800トン/年
銀: 約27,000トン/年
プラチナ:約180トン/年
パラジウム:約220トン/年
ロジウム:約20〜30トン/年
オスミウム:0.1トン(100キロ)〜1トン未満/年
となります。
オスミウムは希少性があまりにも高く、市場規模もかなり小規模かつ情報が出ないため予測不可能な地政学の悪化、産業用の用途、一部の人による買い占めにより、天文学的な価格を形成する可能性があるとおもわれます。
実際オスミウムの性質は産業用としてもかなり優秀な性質を持っています。
・元素中で最高クラスの密度
・極めて硬い
・摩耗に強い
・化学的に安定(固体状態)
性質上工学的には一級品のエリート金属ではありますが、加工の段階で硝酸や超高温下の摩擦などで四酸化オスミウム【猛毒】を発生させるため使いずらいという難点があります。ただし、テクノロジーの進化によりこの難点を克服できた場合、凄まじ需要増が期待できるとかんがえています。
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PGMや貴金属がバブルになった過去の事例【4選】
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同じPGM(白金族金属)の金属で実際にあった事例
① ロジウム(最も有名)
【価格推移】
・2000年代前半:数百ドル/oz
・2008年:1万ドル/oz超
・2021年:3万ドル/oz超(史上最高水準)
約70倍〜150倍
【金との価格関係】
・2021年:ロジウム>金
ロジウム:約3万ドル/oz
金:約1,800ドル/oz
→ ロジウムは金の十数倍
【高騰した理由】
・自動車触媒という 必須用途
・排ガス規制強化により需要が急増
・年間生産量が 約20〜30トン と極端に少ない
・実用レベルでの 代替がほぼ不可能
理由
ロジウムを使わないと規制をクリアできず、どうしても必要な状況ができてしまった
【ポイント】
・PGMで最も極端な価格高騰
・実需主導の歴史的バブル
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ロジウムに続き同じPGM(白金族金属)の金属で実際にあった事例パラジウムです。
第1次 パラジウム・バブル(20002001年)
【価格推移】
・1990年代後半:200〜300ドル/oz
・2001年:1,000ドル/oz超
【金との価格関係】
・2001年:パラジウム<金
金:約270〜300ドル/oz
※パラジウムは一時1000ドル越え
→ ただし一時的にだったので実体で金価格を超えてないと言われる
【高騰した理由】
【原 因】
・ガソリン車触媒需要の急増
・ロシア(最大産出国)の輸出混乱
・在庫が市場から消失
「本当に足りなかった」
【結果】
・自動車メーカーが代替(金・プラチナ)を開発
・供給正常化
・価格は急落
【ポイント】
・実需不足による初のバブル
第2次 パラジウム・バブル(20182022年)※最大
【価格推移】
・2016年:約500ドル/oz
・2020年:金価格を突破
・2022年:3,000ドル/oz近辺(史上最高)
【金との価格関係】
・2020〜2022年:パラジウム>金
パラジウム:2,000〜3,000ドル/oz
金:1,700〜2,000ドル/oz
【高騰した理由】 【原 因】(複合的)
・排ガス規制強化で触媒使用量増加
・ディーゼル離れで需要集中
・供給が副産物依存で硬直的
・ロシア依存による地政学リスク
供給の硬直性
・年 産 量 : 約200トン
・副産物依存 : 主産物ではない
・短期増産 : ほぼ不可能
④ ロシア依存
・供給国の偏在
・地政学リスクが常に意識された
需要が増えても、供給が反応しなかった
【ポイント】
・実需が金価格を上回らせた稀な事例
【崩壊の要因】
・プラチナへの代替進行
・EV化でガソリン車需要減少
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プラチナ・バブル(2006〜2008年)
【価格推移】
・2003年:400〜500ドル/oz
・2006年:1,000ドル/oz前後
・2008年:2,200ドル/oz前後(史上最高)
【金との価格関係】
・2008年:プラチナ>金
プラチナ:約2,200ドル/oz
金:約1,000ドル/oz
→ プラチナは金の約2倍
【高騰した理由】
・ディーゼル車触媒に必須
・欧州でディーゼル車比率が上昇
・南アフリカ依存による供給不安
・金高騰期と重なり投資マネー流入
【崩壊の要因】
・リーマンショックで自動車需要減少
・ディーゼル不正問題で需要構造が変化
・パラジウムへの代替が進行
【ポイント】
・実需+投資で金を上回る価格に到達
・代替可能なため高値は維持できなかった
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【第一次 シルバー・バブル(1979〜1980年|ハント兄弟事件)】
【価格推移】
・1970年代前半:2〜5ドル/oz
・1980年:50ドル/oz近辺
【何倍になったか】
・約10〜25倍
(2ドル → 50ドル:約25倍)
【金との価格関係】
・1980年:銀<金
銀:約50ドル/oz
金:約850ドル/oz
【ポイント】
・ハント兄弟による大量買い占め
・先物市場を使ったレバレッジ投機
・歴史的な市場操作事件
【第二次 シルバー・バブル(2010〜2011年)】
【価格推移】
・2008年:約9ドル/oz
・2011年:約49ドル/oz
【何倍になったか】
・約5.4倍
(9ドル → 49ドル)
【金との価格関係】
・2011年:銀<金
銀:約49ドル/oz
金:約1,900ドル/oz
【ポイント】
・金融緩和による資金流入
・金価格に連動した投機的上昇
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PGM全体の整理(重要)
【バブルが起きた過去をもつ白金族金属】
・ロジウム
・パラジウム
・プラチナ
【バブルがまだ起こったことがない白金族金属】
・イリジウム
・ルテニウム
・レニウム
・オスミウム